三日月の夜の小さな軌跡
なんでも2008年6月7日
仁木島さんの「新月の夜の小さな奇跡」に向こうを張った訳やないのですが、娘とともに(難しいと言われる)ホタルの撮影に挑戦。
「かなり飛んびょるでよ!」という話を聞き、午後8時前、向かった先は森昌槻さん経営のコットンフィールド(写真上)。
ここが素晴らしいのは、車のライトに邪魔されず見られること。そのうえ、上角谷川のせせらぎと、カジカの鳴き声が見事なシンフォニー。
目も耳も癒されグー!おまけに、キャンプサイトから漂うバーベキューの匂いで、胃袋までもグーーーー(笑)
町内のホタルを巡回観察している神山ライオンズクラブの粟飯原康史さん、小川一清さんによると、「鬼籠野や青井夫も数は多いが、風情はココが一番」と太鼓判。
早速、明日発行の「今日の神山」のマップにも載せておきました。
それにしても、見ようと思えば、ホタルもアートもほんのウォーキング・ディスタンス!
神山はホンマええとこやねぇ・・・。
大南 信也
グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。
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コメント一覧
では明日さっそく上角谷川に行ってみます。 さぞ見事なのでしょうね。 神山にはホタルの里がとても多そうなので見比べるのもいいですね。 今度は動画に挑戦しようーっと!
2008年6月8日 21:46 | 仁木島 昭
コットンフィールドに車を止めさせてもらって、川べりに降りて行けば見えます。懐中電灯を持参した方がいいですね。
2008年6月8日 22:36 | 大南 信也
僕たちも昨日見に行ってきました。 すごいですね、あそこの蛍。 まわりに余計な灯りがなく、車も人も来ない小さな谷。 そこは、蛍たちの美しい音楽に満たされていました。 谷全体がひとつのリズムに染められて、蛍たちが喜びに満ちた調べを奏でていました。 それは、雄が雌に求愛するというシンプルなメッセージではなく、ひとつの大きな生命体として、蛍たちがその存在そのものを喜び合っている詩のようでした。 それは、川のせせらぎの音に呼応し、谷をゆく風の音に同調し、僕たちの意識にもシンクロしていきました。 あまりの光景に2時間近く惚けたように座って、ただただ眺めていましたが、飽きることのない光景でした。 お願いがあります。 もし、見に行ってみようという方がおられたら、どうぞ彼らの調べをじゃますることなく、静かに見てやってください。 車は、上のキャンプ場かどこか、離れたところに置いて、最小限の灯りでそっと近づいてやってください。 (僕らが見ているあいだにも、一度だけ、懐中電灯の明かりが近づきましたが、蛍たちは、すーっと身を隠すように歌うことを止めました) 静かに、その歌を聴いてやれば、蛍たちは喜んで、いっそう高らかに歌い上げます。
2008年6月9日 10:05 | chan