『神山滞在記』その五
~オニヤマさんの場合~
なんでも2013年4月11日
こんにちは。東京農工大学のオニヤマです。
私は3月29日から4月2日の4日間、神山にお邪魔しました。
私たちが神山を訪れたのは、
ぽかぽかとした陽気の中に少し肌寒さも残る、
ちょうど桜と菜の花が見頃な素敵な時期でした。
神山についてすぐ、町の中を一通り案内していただきました。
大粟山の山中に現代的なアートがあったり、
古民家がオフィスとして使われていたり、
使われていた当時の面影が残る寄居座があったりと、
不思議な場所だと思うと同時に、
何故かとてもワクワクとした気持ちになりました。
それが多くの人が惹きつけられる神山の魅力なのだと思います。
そして、神山で暮らしている方々とお会いすると、
立場は違えど、どの方も神山への愛情が溢れ、
生き生きしてらっしゃいました。
神山を愛していたからこそ、
町民が主体となった地域おこしが始まり、
神山を愛しているからこそ、今なおその運動は続いていて、
神山に愛を感じたからこそ、たくさんの人が移住して来ている。
また、町への愛情は昔からそこで暮らす人への愛情につながり、
新しく住み始めた人への愛情につながり、
訪問してきた人への愛情につながっている。
そんな良いサイクルが生まれているように思います。
今回の滞在で見ることができたのは
神山のほんの一部分だけだったと思います。
木に例えるならば、そのシルエットを見たという程度かもしれません。
しかし、その木の持つ太い幹や根を感じることができました。
大きく枝も広げていました。
次に神山を訪れる時には、
もっと近づいてもっと大きくなった木に触れたいと思います。
最後になりましたが、
神山では山口さんをはじめ、
たくさんの方々にお世話になりました。
今回神山で得た経験を、
いつか何かの形で恩返し出来たらと思います。
本当にありがとうございました。
ぐっさん
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