ソフィーが行く:沖縄!(、、、音楽サークル)

なんでも2008年7月3日

アバター画像

投稿者:クレア

先日、チャンさんと一緒に新しいカメラを買った。チャンさんのエントリーにも載っているけど「流れはある。Go!だな。」という言葉が私の頭にも響いていた。

流れに乗って、Go!せなあかん。新しいカメラを持ってだんだん勇気を出して、冒険せなあかん。

自分のため。ソフィーのため。そしてイン神山の取材のため。(笑)

カメラを買って翌日の夜だった。パパが7時ぐらいに帰って、ソフィーが大喜び。パパが最初に口にするのは「豆腐忘れた。」車に買い物を置いちゃった。せっかくだからソフィーを連れて車に戻った。しばらくたっても帰ってこない。「コミセンの駐車場でも遊んでいるかな。」と思っていた。私はソフィーとだいたい「おとなしい遊び」をするから、パパは「激しい遊び」の担当だ。

10分ぐらいして帰ったら、「コミセンで沖縄の音楽をやってるよ!ソフィーを連れて行ってみ!」とパパが言う。ソフィーも「やっとやっと見たい!」と言う。コンサートじゃない。ただのサークルの練習らしい。コミセンの上の窓から音が流れ出ている。

パパが命令した。「さーと入って、しーんとエレベーターに乗って、すーと部屋に入ってね。大丈夫。外国人だから怒られない。受付の人に聞いたら絶対アカンって言われるからそのまま入ってね。」普段はあいう「日本人か日本人じゃないか」という条件で人間を区別することはあんまり好きじゃないけど、確かに「外人だから怒られない」は便利かも、、、

コミセンの裏でソフィーと一緒に立って、上を向く。沖縄の三線の音が聞こえる。沖縄らしくないドラムセットの音も聞こえる。みんなごちゃごちゃで好きに弾いてるみたい。ソフィーが小さな声で「音楽聞こえる。入りたい。」という。でもママが「入りたいけど、怖い。」と言う。5分、10分ぐらい立っても入らない。でも帰らない。パパに電話して、「どうしよう」と言ったら、「大丈夫だから入って。何か言われたら、子供がどうしても聞きたいから、と言えばいい。」

そうだ。その手もあった。外人プラス2才のかわいい女の子は最高の怒られないコンビだな。

行かないと後悔すると決心して、夜間入り口で入っちゃった。5階の和室に20人ぐらい、老若男女の沖縄音楽サークル。みんな私たちを見たら、「おいでおいで!」みたいな顔をしてくれた。沖縄産の辛いCheetosも試食させてくれた。ソフィーに三線を持たせて、「弾いてみ」といわれ、ごちゃごちゃに弾いても怒らない。私にも「Please!]といわれて、小さな太鼓を渡された。帰る時に「また来てね!」という言葉もかけてくれた。あとで調べたら、「ゆいまーる」という三線サークルだった。

せっかくだから新しいカメラでちょっと写真を撮ってみた。みんなの様子も撮りたかったけど、入るだけで勇気を使い切っちゃったので、ソフィーだけ撮った。

うわー入ってよかった!みんなメチャやさしいじゃん!勇気出してよかった!流れに乗ってGo!してよかった!!

アバター画像

クレア

徳島市に住んでいるカナダ人の翻訳・通訳家。ソフィーのお母さん。Pizzicato Five を聞いて日本語を覚えた。コーヒーとチーズとチョコレート大好き。ツイッターをぼちぼちやってます @clairetanaka

クレアの他の記事をみる

コメント一覧

  • クレアさん、 自分のため。ソフィーのため。そしてイン神山の取材のため。(笑) → 「イン神山」の前に、「ツトムのため」とか、「パパのため」つうのが抜け てんじゃねぇのか? クレアさんも最近、日本女性以上に日本女性っぽくなってきたかな・・・(笑) 何れにしても、人生も、カメラも同じだが、「あの時、こうしておけば良かった」 っていうのが多いよね。 大和証券のコマーシャルに、こんなのがありましたなぁ... 人間は 行動した後悔より 行動しなかった 後悔の方が深く残る カメラは撮りまくりで、人生は行動しまくりで、いきやしょう!

    2008年7月3日 11:57 | 大南 信也

  • 「コミセン」って、昭和町のコミュニティ・センターのことですか クレアさんとこの近くにあるの? それにしても、日本語上手だな? とても、カナダ人女性が書いた文章とは、思えないわ。

    2008年7月4日 00:43 | ニコライ

  • カメラだとか、自転車や車だとか、万年筆とか、服とか、、、、、 ショセン、モノなんだけど、ときとして、なんかぐっとこころを押してくれるモノってあるよね。 あんまりそんなモノに頼っては、、、、って考えもあるだろうけど、こころをいい方向に向けてくれるのなら、そんな小道具もどんどん使っていけばいいのだろうね。 道具は道具であって、そこからぐいっと道を開いていくのは、やっぱり自分なのだものね。 道具じゃないけど、子供にもどんどん乗っかっていっていいんだろうね(笑)。 ぼくも、ちび黒くんに乗って、新しい扉を開けていくよ! と思って、机の横に置いてあるちび黒くんを見ると、なんだか妙に愛おしくて感動してしまったよ。 かわいいやつだねぇぇぇ!

    2008年7月4日 08:01 | chan

  • 大南さん、ニコライさん、コメントありがとう! 「コミセン」って書いたけど、実は福祉センターです。青少年センターが今リフォーム中で閉まっているため、いろんな事業が福祉会館に移動したらしい。あんまり自分の家をピンポイントできるような言葉は書きたくなかったので「コミセン」にしたけど、バレちゃったな。ま、ゆいまーるのホームページを見たらすぐ分かるけど。 カナダ人女性らしくないですかー それにしても、私はカナダ人ですよー

    2008年7月4日 08:17 | クレア

  • おおおコメントを考えている間にチャンさんからもコメントが入った。すごいな。ちゃんさん、コメントありがとう! ちなみに、取材じゃないけど、「勇気を出す」をテーマに、その翌日に久しぶりに歯医者に行って、神経を抜いてもらった。イテー!ちょっと意外な展開だったけど。そして散髪にも行っちゃった。この「勇気」で次何しようかな??

    2008年7月4日 08:24 | クレア

コメントする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * 欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください