神山分校生とのいろいろ。
学び2017年11月6日
先月、「孫の手プロジェクト」にはじめて同行して、剪定なるのものに初挑戦しました!まったくのド素人故、勝手も分からず生徒の作業を邪魔して教えを請う迷惑さ、、城西高校神山分校の生徒たちはというと、まだまだ経験も浅い中、見事な腕前でした!
やり方を教えてもらうもなかなかキレイに剪定できなくて、気がついたら刈り込みすぎて「やべぇ!」っていう瞬間も幾度か、、(でもとっても楽しい!)そんな瞬間を共にした剪定ばさみが、こちら!なんと青雲寮メモリアル、年季の入った剪定ばさみです。切れ味はというと、ん〜そこそこ!
作業の合間には、依頼主のお父さんからいただいたみかんを食べながら昔話。本当はもっとたくさんお話したかったけど、この日は朝から小雨が降ったり止んだりを繰り返す空模様。いつ降り出してくるか分からない雨に生徒たちも気が気でなくて、お話しもそこそこに作業に戻りました。
そして、ついには作業終了間際にポツポツ雨が、、最後までお父さんの希望に添えるようにと作業を続ける高校生たちに、お父さんは雨の中ずっと見守ってくれていました。「雨降り出したけん終わろう。風邪引くでよ」。
「孫の手プロジェクト」、いつもいいネーミングやなぁと思いながら耳にしています。孫のような高校生たちが、家の周りの草地や庭木の手入れが難しくなってきた高齢者のお家を訪れ、学校で教わった造園の技術を活かして困り事を解消したり、お手伝いしたり。生徒たちを見守っていたお父さんの姿は、まさに「孫」を見守っているようでした。
最後の最後まで剪定した葉を拾い集める生徒たち。プロのお仕事に近づいている気がします!草刈り等を介した「交流プロジェクト」であり、「実践教育の機会」であるこのプロジェクト。自分のやったお仕事が、目の前の顔の見えるこの人の役に立っているんだ、という手応えは、必ずこの先の彼らの糧になるはず。そんな生徒たちの姿を見てお父さんも、「また頼むかもしれんけん腕研いといてよ!」と。はじめは少し不安そうだったお父さんの表情も、帰り際にはとってもにこやかでした。
県立だけど町にある高校の生徒たちが、こうやって町の中に出て行って町の人たちと知り合いになっていく。1日の作業を通してそんな過程を近くで見ることができて、私まで充実感いっぱいの休日となりました!
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