秋晴れのお神輿

神山日記帳2017年10月26日

作田祥介

投稿者:作田祥介

長雨と台風が去り、久しぶりの秋晴れとなった昨日、鬼籠野の喜来にある八幡神社のお神輿かきを手伝いました。


朝8時、お宮に当番のみなさんで集まり、収納庫に納められているお神輿を外に出して組み立てました。当番は部落の中で数年に一度の持ち回りです。
私は毎月20日の夜に開かれている「お大師さん」で常会長から告げられました。ちなみに、「お大師さん」は同じ部落に住む各家の長が集まり、般若心経を読み、地域の連絡や相談事が交わされる寄り合いです。町内でも続いている部落と続いていないところがあるそうです。

この日のお神輿かきの当番は、私の住む部落で三人。もう一つの部落は四人でした。全員男性。町内にご実家があり、いまは徳島市内に住んでいる方も二人いらっしゃいました。


お神輿が出来ると一旦解散し、お昼過ぎに再集合しました。近所に住む方々も正装で手伝いに来られていました。集まったのは私たち含めて15人ほどの小さなお祭りです。

かき手(舁き手)はみな白装束を羽織ります。お神輿にも晒を巻き、神様を乗せ、お餅とお神酒をお供えし、神主さんに祝詞を上げてもらいます。


その後、お宮を出て近所を練り歩きます。あらかじめ決められた場所に止まり、その度ごとにお餅とお神酒を神棚に改めてお供えし、祝詞をあげます。この日は7カ所。
60代の方の話しによると、たくさんの人が住んでいたかつてはいくつもの集落をぐるりと回っていたそうです。


お宮に帰ってくると、再び祝詞をあげてお神輿に乗せた神様を戻しました。

お祭りが終わり、片付けをした後は境内で集まったみんなで軽い食事をしながら、昔の話しを聞きました。山の上の権現様までお参りに行ったことや女の子が舞いがあったこと、子ども達同士で相撲をとったこと、お神輿には車輪が付いておらず担いでいたことなど。暮らしている地域の人たちの風習を通した記憶に触れることができました。


剣を携えた天狗も。

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