11/11(土) 山しごとの現場を見に行ってみませんか?

住まい2017年10月16日

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投稿者:高田 友美

木が伐り倒される瞬間を見たことがありますか?

大埜地の集合住宅づくりでは、「近くの山の木で家をつくる」という、あたり前の実現を目指して、いろんなプロの職人さんたちに協力してもらっています。集合住宅だより No.3 10月号でも「山から家まで」の流れを赤尾さんが分かりやすく伝えてくれています。(お便りの全文はこちらから→

そんな「山しごと」の現場を、集合住宅づくりに興味をもってくれている皆さんと一緒に見に行きたいと思い、このツアーを企画しました。実は、今年2月にも「神山の森へ」と題して、ほぼ同内容のツアーを開催したのですが、「神山の山の木を使うこと」のプロセスやその良さがより身近に感じられて、私自身とてもよい体験に。ぜひ、もっといろんな人に体験を共有したい、と思い、再び企画しました。

今回のツアーでは、上のイラストの赤枠で囲んだ「伐採」や「製材」の仕事を担う人たちの現場、そして「購入」された木材が保管されている集合住宅の建設地を巡る予定。

前回と見学させてもらう場所は少しずつ変わりますが、そのときの写真とともに、もう少し詳しくご紹介すると・・・

①森林組合の方の案内で、普段はなかなか入る機会のない林道に入り、手入れの必要な山の状況を実際に見たり、チェーンソーで木がズシーンと伐り倒され、大型機械でガガーっと丸太にされていく様子を見学したり。


Photo by Masataka Namazu

 

こちらの映像でも冒頭で木がズドーンと伐り倒されますが、生で体感すると迫力がものすごいのです!

②製材所を訪れて、大きな丸太がスパーっと切られて、どんどん柱や板に変わっていく様子を眺めたり。(前回は神領の左右内製材所を訪れましたが、今回は森林組合の現場から近い、上分の神山製材を訪れる予定)


Photo by Masataka Namazu

③さらに今回は、集合住宅の建設地にて、これから建築工事が始まるのを待っている木材を見ながら、どんな住宅がどんな風につくられていくのか、をお話できたらと思っています。

頭ではわかったつもりでいても、現場にいって実際に肌で感じてみると、また違う「森」の様子や「山しごと」の世界が広がってきて、興味がつきません。ぜひ皆で一緒に山しごとを見に行ってみませんか?

 ・ ・ ・ ・ ・ ・

鮎喰川すまい塾 #9 「山しごとを見に行こう!」

[ 日時 ] 2017年 11月11日(土)13:00~17:00
[ 対象 ] 小・中・高校生を中心に、関心のある大人の方も大歓迎!
[ 服装 ] 長靴やスニーカーなど山を歩きやすい靴、防寒具、飲み物
[ 主催 ] 神山町、一般社団法人神山つなぐ公社

[ 申込方法 ] こちらのオンラインフォームから必要事項をご記入の上、お申し込みください。
※締切は11月9日(木)(定員10名・先着順)
※小学生以下は、保護者同伴でお願いします。
※希望者多数の場合は、子ども優先で先着順とさせていただきます。

[ 問い合わせ先 ] 一般社団法人神山つなぐ公社 担当 高田 
電話 050-2024-4700(平日8時30分−17時)

 

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前回のツアーの開催レポート 「神山の森から生まれる家!」
「地域のもので、地域の人たちとつくる」集合住宅プロジェクト

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高田 友美

静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山に移り住みました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅とすみはじめ住宅から始まるコミュニティ育成を担当。休みの日はノラ上手に励んでいます。

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