（ ↑ 美しく老いるとはこういうことなのだ、と思い知る日となりました。）

「みな、どしたんで、今日は？」

「おばあさんの百歳のお祝いに来たんでよ！」

「百歳？　わたし、百で？　百になったで・・・」

（先月のことになりますが、）お隣りの佐伯末子さんが百歳を迎え、近所そろってお祝いに出かけました。

日向ぼっこ姿を見かけなくなって、もう何年にもなります。どんな風に歳を重ねられているのか、想像もつきません・・・。

ところが、どっこい、身も、心も、頭までもがシャッキンやないですか！

“ちょっと”と言うか、“ようけ”おぶけました・・・（笑）。

「内閣総理大臣・福田康夫」「徳島県知事・飯泉嘉門」の名前もしっかりとした声で、・・・。

こんな調子です。「頻繁」「未曾有」「踏襲」なんざ、読み違えるはずもない。ねぇ、麻生さん・・・（笑）。

「美しく老いる！」　言葉が姿として、そこに在りました。

「わたしはなぁ、今のあんたの歳から五十年も生きてきたんでよ！」そんな声を聴いたような気がしました。