【神山偏愛カタログ】vol.4パンのことになるといろいろと思い出す
なんでも2019年1月4日
年末にお友だちのパン職人さんと話しました。
私はその人の作るパンがとても好きです。
会話の中で「日常のパンが作りたい」と言っていた。
それは毎日食べるっていう意味ではなくて、
「選挙の日は外食して帰る」とか、日常のルーティン上にあるのが理想なんだって。
それを聞いて思い出した、私が会社員だったとき水曜日のランチはパンと決めていた。
それ以外の日は曲げわっぱのお弁当。
水曜日はサンドイッチを作ったり、会社近くの路上で移動販売のお菓子屋さんをしている女の子からマフィンやベーグルを買ったりしていた。とくに酒粕マフィンがお気に入りで、発酵の香りと、もろもろの食感だったので会社のデスクを散らかさないように注意しいしい食べたことも思い出す。
私にとってはパンはごほうびというかごちそう気分というか、ハレとケでいうと、ちょっとハレ寄りのケというあたりです。
旅行に行くと決めたらまっさきにパン屋さんリストを作るし、記憶力悪いけど地名と店名はセットで覚えているし(桃鉄のパン屋さんバージョンがあればいいのに)、
仕事とかで午後おそく帰ってきたとき食パンのフチにマヨネーズをニョローして卵を落としてトースターで焼く時間はいつもワクワクするし、がんばったぞという日はとろけるチーズも乗せちゃうよ。冷凍の食パンのときは先にパンだけ2分くらい焼いておくと中までふっくらします。
なんの話しでしたっけ。
そうそう、料理は好きですがパン作りは苦手で、焼き立ては雰囲気で美味しいけど冷めるとふ菓子になるパンしか焼けません。
しかしなんということでしょうか。数百円でその人のセンスと技術と想いを結集した素晴らしいパンが買えてしまうんですよ。毎回、地味に感動しています。パン職人さんいつもありがとうと思いながら今年もパンをたくさん食べたいなということで今年の抱負とさせていただきます。
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