２月11日の建国記念日、例年開催されている「健康ウォーク」が行われました。一週間ほど前に大南さんから電話が入り、「健康ウォークにアート巡りを付け加えるからガイドしてくれないか」とのこと・・・。
お代官様のご下命とあれば仕方ない(ちなみにお代官様はこの日は愛媛県での会議に出席とか)。

朝９時30分、改善センター出発で約５ｋｍのコース。参加者は20名ほどかと高をくくって行ってみるとなんと50名を超える参加者がありました。

コースは改善センター→道の駅→神山温泉→創造の森→天辺丸→改善センターに下る道の５ｋｍほどの行程です。途中大粟山にあるランドアート作品を鑑賞しながらのゆったりとしたウォークです。

アタードさんの黄金螺旋の池の作品から始まって次々と作品群を巡ります。作家がどのような思いを込めてこれらの作品を造ったか解説するとみなさん熱心に聴いてくれました。

作品を鑑賞しながらＮＰＯ法人グリーンバレーの取り組んでいる「粟生の森づくり」の意義とこれまでの活動のお話をすると参加者一同大感激。
活動の様子は耳にしていたけれど、実際に美しく整備された森を目の当たりにして、「森づくりに参加したい」という人まであらわれました。

この日の参加者は神領地区の人を中心にいろんな人が集まりました。その人たちにＫＡＩＲやＮＰＯ法人グリーンバレーの活動内容を理解してもらえ、共感してもらうこともできました。

本日のウォーク、多くの住民にレジデンスやグリーンバレーの取り組みを理解してもらえて、大きな成果を得ました。新聞やテレビで活動の様子を知りながらも自分の目で確かめることのなかった住民にとって、意義ある時間を過ごせました。

本日参加した、粟飯原の国子おかあちゃん、大活躍でした。何をしたのかって？
ＫＡＩＲの絵葉書をたくさん販売しました。私がレジデンスの予算的な窮状を訴えると、そこは抜け目のないお母ちゃん、センターの玄関に絵葉書を並べて売りまくりました。
500円のハガキセットが一万数千円売れました。本日のウォークに参加した皆さんの善意としてありがたく受け止めます。