
棚田の再生に挑みます!
なんでも2009年3月13日
(↑ 「R-Style」のメンバーと(彼らがこれからお世話になる)西森さん。余分な仕事でご迷惑をかけますが、よろしくお願いします。ペコリ!)
地域住民、約30人の大学生らでつくる団体「R-Style」、グリーンバレーが連携して、棚田の再生に挑戦します。農林水産省が平成20年度から始めた「農山漁村(ふるさと)地域力発掘支援モデル事業」の一環です。
舞台は人口80人余(32戸)の上分江田地区。高齢化率が60%に迫る(いわゆる)「限界集落」。グリーンバレーとは9年前、旧上分中学校で始まった武蔵野美術大学芸術文化学科のワークショップ「神山アート」からのお付き合いです。
江田地区の一番の魅力は、何ごとにも前向きな住民の皆さんと盆地の緩やかなこう配一面に広がる棚田。一昨年からは菜の花の栽培も始まり、神山で一、二を競う美しい集落へと変身中です。
この地域が変わり始めたきっかけは、「神山アート」で民泊したムサビ生が口にした次の言葉。
「絵のように美しい。(景色を遮る)木がなかったら、もっといいのに・・・」
この声に西森由一さんらが応え、昔のような景観を取り戻そうと、集落総出で木の伐採を始めたのでした。その結果見る見る景色が良くなり、住民同士の人間関係までスムーズになっていったらしい。
でも順風満帆のようですが、悩みは住民の高齢化。そこで、都市部の若者たちが定期的に入ってくることによって、地域が必要としている何かの役割を担えるのでは。こんな思いもあって今回の事業が企画されました。(実は足手まといだったりして・・・(笑))
「R-Style」の若者たちの他、藍住町にお住まいの団塊世代の皆さんも参加します。
どんな具合に展開していくのか皆目見当も付きませんが、まずは(得意の)「とにかく始めろ(Just Do It)!」精神で進みたいと思っています。なお、グリーンバレーの事業なので、ドアはいつもオープン!どなたでも、自由に参加してください。一緒にやりましょう!
さてさて、事業の皮切りに下記の勉強会を計画しました。
年度末で多忙な時期ですが、興味のある人はご参加ください。
日 時: 3月21日(土)午後7時~8時半
場 所: 上分・江田公会堂
講 師: 「NPO法人TEAM・田援」(茨城県) 筒井義冨理事長
さあ、頑張って行こうぜ。「R-Style」の皆の衆!

大南 信也
グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。
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コメント一覧
ほんまに、美しい・・・! この棚田の風景を〈天空遺跡〉マチュピチュに例えた人がいましたが、まさに守り育む宝やと感じます。 とりあえず何かしに棚田へ行きます。 個展がゴールしたら・・・。
2009年3月14日 01:16 | 稲垣
マチュピチュ? 例えたのは、若かりし頃の佐藤さん。 嫁もこのマチュピチュ出身・・・(笑) そして、今回、そのお父さんに(大々的に)お世話になります。
2009年3月14日 08:10 | 大南 信也
見出し画面の奥。 ジェロニモ君と、横の男の子の“おかまちっく ”な 草むしりの姿がなんとも言えませんなぁ・・・(笑)
2009年3月14日 22:05 | ニコライ
(あんたに倣って、)そのようなポーズをお願いしたところ、こんな感じ。 そう言われればそうですなぁ。出来過ぎましたかな・・・(笑)。
2009年3月15日 08:41 | 大南 信也
へえ。。こんな美しいところが 神山にあったんですか~~””” 知らなかった・・・・ この計画は 今後起きるであろう・・ 大不況のことなど考えると・・とても現実的なことですね・・ 素晴らしい!!!
2009年3月20日 17:04 | KEIJU
集落の東にある「桐本スポット」から一曲生まれるかもよ・・・(笑)
2009年3月20日 18:58 | 大南 信也