オンライン国際交流の様子
学び2020年6月8日
こんにちは!国際交流・大学生スタッフの中川麻畝です。今日は皆さんに、最近の国際交流の様子をお伝えします。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、残念ながら、今年は新型コロナウイルスの影響で、オランダとの国際交流プロジェクトが中止になりました。しかし、毎年交流を続けていたのに、今年だけできないのは寂しいな〜と思っていました。そこで、「オンラインで何かできないだろうか?」と考え、今はZOOMを使ってオンライン交流会を定期的に開催しています。
※これは、公式なプロジェクトではなく、訪問プログラムに参加したOB・OGメンバーとのつながりの中で生まれた活動です。
この交流会は国際交流プロジェクトOB・OG有志の中高・大学生によって運営されています。交流会の内容を決めたり、オランダの学生たちへの案内など、すべて彼らが自分たちで行っています。
これまでですでに、交流会を2回開催しました。
【第1回交流会】
この日は、次の週に予定していたオランダの学生との交流会に向けて、オンラインでできそうなゲームを準備しようと話し合っていました。しかし、時間になると続々と参加してくるオランダのみんな。交流会の日程が誤って伝わっていたようで、全員集合してしまったようです。予想外のハプニングでしたが、神山のみんなは意外と冷静で、大人の方が慌てていたくらいでした。それからは自己紹介しあったり、ゲームしたり、質問しあったり。特に、新型コロナウイルスについての話が多く、お互いの国がどんな影響を受けているか、みんな真剣に聞きあっていました。事前準備も何もなくぶっつけ本番でしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
【第2回交流会】
この日の進行は、昨年国際交流プロジェクトに参加してくれた男の子。まず最初にそれぞれ自己紹介を行い、お互いの国で印象的だった場所を、写真とともに紹介しあいました。ちなみにオランダの子達に一番人気だったのは「雨乞いの滝」でした。オランダには滝があまりないので、とても新鮮だったようです。
そのあとは、ゲームをしたり、近況報告をしたりしました。
少し写真が小さいですが、オランダの学生たちが、神山で作った思い出のものを見せてくれました。みんな、うちわや折り紙などを大切に飾ってくれていて、とても嬉しい気持ちになりました。
最初は、オンラインでの交流自体に慣れておらず戸惑っていたみんなも、回を重ねるごとに雰囲気がよくなり、積極的にコミュニケーションをとるようになったなと感じています。
これからは、各会ごとにテーマを設け、他のOB・OGやホストファミリーにも声をかけながら、定期的に開催しようと話しています。(ちなみに、次回のテーマは「食」です。)
残念ながらお互いの国を実際に訪れることはできないけれど、みんなが大変な時だからこそ、こうして交流ができることはとても良いなと思いました。神山町国際交流プロジェクトで生まれたつながりを活かし、今までの関係性を今年も継続していくためにも、派生企画として、OB・OGに限らず、学校などとも交流の形を相談していければと思います。
なかがわ まほ
1998年生まれ。神山町下分出身・在住。神戸、徳島市、島根県海士町経由で2023年にUターン。現在はNPOグリーンバレーの移住交流支援センター担当です。
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