100%の手作り土台です。
なんでも2009年9月10日
見出し画像は、7月に安岐さんの作品【杣径(そまみち)】を移動した時の写真です。
写真右上は白土棟梁さん、下の黒いシャツはサトーさん。
次のこの写真は8月上旬に、設置場所を、掘った時の写真。
(大南組さまの「ユンボ」が光っております。)
運転しているのは、藤本さん。
その後、整地します。
左から、上本さん、藤本さん、東谷師匠、松村さん。
ここからは、先日の9/5(土)のコンクリートを流し込んだ時の写真です。
(一部、大南さんが流してくれましたものとダブリます。)
師匠が、円形に曲がる「型枠(かたわく)」を、「電動のこぎり」で切って行きます。
おや、測量機の向こうでまるで、「できばえ」を検査しているかのような人がおります。
おお!これは「生コンクリート」製造会社の社長さんでしたか・・・・。
コンクリートの検査とも思えませんが・・・。
最近、背広姿より、首に手ぬぐいを巻いた格好が板についてまいりました。ぎゃは!
(じ・・じ・・冗談ですよ。(笑))
“土台作りだし、どっちみち、「建物」で土台は隠れますから・・・”
と言っても、こちらの方々には、「そこそこの仕上げ」・・・というのは許してくれないのです。
「ユンボ」にその「オペレート」、「型枠」作り、「電動のこぎり」、レベル(測量機)から、「発電機」、「一輪車」まで全部自前。「地盤を水平に作る技術」を持っている人がいて、おまけに仕上げの「左官」さんまでいる・・・。
「声かけ」ばかりで何も技術のない私は全く、感心してしまいました。
「コンクリート」が固まる時に、「熱」をだすので、時折「水かけ」をしてやるとよい
・・・・というのも初めて知りました。
(水かけしてるのは、何度か見ていましたが、せっかく固まりかけているものに、何故、水をかけるのか、今まで、不思議に思っていました。)
「お金」を出せば、「業者さん」がやってくれるのでしょうが、「自分達」でやりなさいと言われたら・・・・とてもじゃないけど出来ません。
私達より上の世代って、何でも自分で、わりとよくやります(出来ます)。すごい。
(親とか、他人とか、やってるのをよく見たり、自分でもやった経験があるのでしょう。)
こう考えると、便利な「お金」というものが、人間の、もともと持っている能力を奪ってしまった「罪なやつ」という気もしてきました。
ともかく、ほとんど自分達でやってしまう「技術」と「能力」を持った先輩達に「脱帽」いたしました。
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コメント一覧
何も技術のない私は・・・ → いやぁ、口も立派な技術かと・・・(笑)
2009年9月10日 14:49 | 大南 信也
いやぁ・・・。とても あんさんには、かないません。(笑)
2009年9月10日 22:36 | ニコライ
お二人の技術には私も脱帽です~(笑) >便利な「お金」というものが、人間の、もともと持っている能力を奪ってしまった「罪なやつ」という気もしてきました。 確かに私たちの暮らしの中で、『便利』の代償というのは目に見えないところで高くついているように感じますね…。
2009年9月11日 11:41 | KEDWIN
ケドウィンさんも、真面目に言うことがあるんだぁ・・・。(笑)
2009年9月11日 23:33 | ニコライ