
阿波ぶらり散歩(3) 「大落滝と伊津保の滝」
なんでも2010年3月25日
阿波ぶらり散歩 「大落滝と伊津保の滝」
吉野川の支流の鮎喰川はその上流にいくつかの滝があり、その美しさに惹かれて訪れる人が多い。上﨟の滝・雨乞いの滝・神通の滝・魚止の滝など、それぞれ滝のいわれや伝説があり親しまれている。
「大落の滝・伊津保の滝」は今まであまり知られていない滝であるが、最近になって地域の人々がこの滝の美しさを知ってもらおうとグループを作って滝の周辺の整備をすすめている。
滝は神山町上分字江田にあり、国道四三八号から上分川又で町道に分かれ約二キロそこそこで滝の入口に到着する。ここから約百米ほどの山道を歩くと滝に到着する。入口には標識があり、地域の人々が造花を飾り、木製の簡易椅子なども設けられている。
この滝は二つの小川の合流地点にあるため、約二〇米の間隔で落下する二つの滝が見られるのが特徴である。 あまり大きな滝ではないが同じような二つの滝が並行しての眺められるのが珍しい。正面から左側の滝が「大落の滝」で右側を「伊津保の滝」という。二つの滝を同時にカメラに収めようとしたが両岸から大きな岩石が突出していて、地形の関係で無理であったので「伊津保の滝」の写真のみを掲載した。
この「大落」「伊津保」の名は古くからあるが、その由来については地域にも伝わっていないようである。
徳島史学会 稲 飯 幸 生(神山町)
コメント一覧
集落の外れからほど近い所なので 菜の花見物の折にでも立ち寄れますね。 地域づくりって、一つ成功例ができると、 次から次へと展開するものですね。 江田地区がそのいい例であり、いいお手本!
2010年3月25日 09:12 | 大南 信也
滝のしぶく飛沫は、マイナス・イオンたっぷりで、癒されますね。 大地谷のじょろうが滝にも、一度、お遊びがてら、おいで下さいませ。 中山間事業?で、地元のおとこし(おじ様)たちが、滝見台も作ってくれました。
2010年3月25日 17:35 | sasuke
稲飯先生 こんにちわ。 浅学の私どもには、滝の名前、フリガナをふって頂くとありがたく (し・・し・・失礼致しました。)
2010年3月27日 14:05 | ニコライ