こんばんは。
どんな本が好きなの？と聞かれたら、迷わず「益田ミリさんのエッセイです！」と答える、２番目の一箱たかしです。

ゴールデンウィークなる連休の最終日の本日、「神山一箱古本市-春-」を開催しました。

天気はあいにくの雨。
でしたが、まんきつ屋の店主が「晴耕雨読やね〜！」とひとこと。

雨の日は読書にいそしむに限ると。なるほどー。！
というわけで、絶好の読書日和ななか、新たな本との出会いに胸を膨らませ（？）足を運んでくださったみなさん、ありがとうございました。

メインの会場は広野小の旧校舎２階。町内外から集まった13もの古本屋さんが半畳ほどのスペースに、持参した本を並べました。

開店直後の、10:00過ぎ。すでに会場には多くの人の姿が。にぎわってます〜！
友人同士で、子ども連れで、ご夫婦で、と年齢層が幅広い。そして、石井町や徳島市から訪れてくださった方なんかも…！なんと、うれしい限り。

写真左手の「漂漠者」さんは、地元愛媛・松山から、現在暮らしている北海道までの帰路で、さまざまな土地に立ち寄り行商しているそう。

初めての神山だったとのことで、帰りがけ「どうでしたか？」と聞いてみると「たのしかったです！」と笑顔で返してくださいました。よかったー！また遊びに来てくださいね。
（ちなみに、２番目のタカシはこちらで、「mama!milk」というアーティストさんのCDをお買い上げしました。伊藤若冲の図録も気になったなあ‥。）

こちらも町外からはるばるお越しくださった「つたつむ書店」さん（写真左手）

趣味で、さまざまな場所で古本の出店をされているそう。最近は、脇町であった古本市にも出店されていたとか。さすが、本の陳列に慣れている感じがします。

なんともかわいらしい店主さんも。絵本を中心に販売していた「ののとりく」さん。あの有名な絵本を彷彿とさせる、手作りの看板も素敵ー！

「絵本って、子どもが読む期間が限られているけど高いから、何を買うかすごく悩むんだよねえ」と、子育てをしている友人に聞いたことがあります。そんな絵本を、古本市で安く、手に取れるのはうれしいことですね。

ちなみに、こちらの笑顔の店主さん。
「鰤岡書店」さんで、何やら真剣な眼差しで立ち読みを。手にしていた本はなんと、「決算書（？）の読み方」に関する本！おやまあ。頭が下がります。

隣あう店主同士で、「この本、気になる〜」と手に取り紹介しあったり、

店主自らも、他店に並ぶ本が気になってお買い上げしたり、

「手放そう！」と意気込んで持ってきた本を、改めて読みはじめてしまったり。（そして、手放せなくなってしまう‥）

本を好きなひとたちが、思い思いに本との出会いをたのしむ素敵な時間が広がっていました。店主のみなさん、本当にありがとうございました。

そして、さらに市を盛り上げてくれたのが、フードの数々。

写真を撮り損ねてしまったのですが、、（すみませんー。泣）
「まんきつ屋」さんでは、あの！沖縄のアイスクリームがやってきました。塩ちんすこう味のアイスを目当てに訪れる方、多数。じめっとした天気の中で、ひんやり冷たいアイスは至高の一品。おいしかったなあ。

３色のカラフルなわたがし屋さんも。店主いわく「ずっとお店をやってみたかった！」とのことで、古本市にて堂々デビュー！和気あいあいとわたがしを作る２人の笑顔が素敵でした。今後も、町のイベントであらわれるかも。（？）

こちらは、店主が先日行ってきた”長野”の味を再現しようと、できたておやきを販売中。ホットプレートでほくほくに。これがまたおいしいんです。午前中のうちに、あっという間に完売していました。あまり聞かない名前のお芋や、長野といえば！な「八幡屋礒五郎」の七味なんかも。

そのほか、広野の仕出し屋「多に川」さんのお弁当や、豆ちよ焙煎所で扱っている「Elizabeth」さんの焼き菓子・パン、ジャムに漬物などなど。お腹もとーっても満たされる市になりました。

ドキドキわくわく初めての試みでしたが、あちらこちらに本や交流をたのしむ姿があり、３人のタカシもうれしい限りです。改めて、出店者のみなさん、来場くださったみなさん、そして、片付けまで手伝ってくださったみなさん。本当にありがとうございました。

次回、神山一箱古本市は秋ごろに開催できるよう検討しています。開催が決まりましたら、「イン神山」にてお知らせします。それではまた、どこかでお会いしましょう〜。

（２番目の一箱たかし）