
プロジェクト「空家町屋」の店子
なんでも2010年5月31日
5月28日(金)午後4時から、「空家町屋」の入居者選考会議を開きました。委員は神山町移住交流支援センター運営委員の岩丸潔さん、佐藤英雄さん、松浦ひろみさんと、昨年住居と事務所を上角商店街に移したイーフロントの仁木島昭さんの計4名。
今回応募のあった「変化する雑貨屋」「ブルーベアオフィス イン神山」の二件について、(1)先見性、(2)実現可能性、(3)継続性、(4)神山町や上角商店街への貢献などについて、じっくり審査を行いました。
その結果、トム・ヴィンセントさんのプラン「ブルーベアオフィス イン神山」が選ばれました。
トムさんは昨年、愛媛銀行と連携して『日本のイイモノを世界に広める』というコンセプトのオンライン・ショッピング・システム「loopto」を作りました。そのlooptoでの販売をサポートしたり地域のコミュニケーションデザインを手助けする「ブルーベアクラブ」を全国的に展開する構想を持っています。さらに、青グマさんの配置だけでなく、実際に活動をする場も作ろうと考えています。
で、その端緒を開くのが「ブルーベアオフィス イン神山」というわけです。すごく面白いですね!
「ブルーベアオフィス イン神山」は、実際にトムさんやlooptoのスタッフがときどき「オフィス」として使いますが、空いている期間はよそからデザイナー、カメラマン、ライター、ウェブの人間、などコミュニケーションを仕事にしてる人たちも訪れ、短期間「別荘オフィス」として利用できます。
条件としては、少しだけの利用費と、神山に居る間自分の専門分野を通じて、何かしら神山に残してもらうこと。たとえば、カメラマンだったら、神山に居る間神山の写真を残す。ライターさんだったら、言葉を残す、などなど。
「オフィスシェアー」の先進モデル!のっけから最高の「提案型ワークインレジデンス」に恵まれた感じです。
さて、これからの段取りですが、東京でバスアーキテクツの仲間たちとトムさんとの間で、ミーティングを持ち、改修プランを練ってもらうことになります。ただし、改造資金は潤沢ではないので、お手柔らかにお願いしますね…(笑)。
どこにでもあるような一軒の空き家がどんな変貌を遂げるか、さらに、どんな「青熊さん」が「せかいのかみやま」にやってくるのか、プロジェクト「空家町屋」の楽しみは増えていきます!

大南 信也
グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。
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コメント一覧
大南さん、岩丸さん、佐藤さん、松浦さん、仁木島さん、どうもありがとうございます!すごく嬉しいです。 「ブルーベアオフィス イン神山」から、次々と面白いモノゴトが生まれてくるため、頑張ります!! まずは、坂東さんとバスアーキテクツとのミーティングですね。(手柔らかに! 笑) 今後とも、どうぞよろしくお願いします。 トム
2010年5月31日 12:45 | トム
面白いコト、おもしろいヒト、大好きです! 一緒に可能性をトビラを叩きましょう。 ドンドンドン!!!(笑)
2010年5月31日 13:32 | 大南 信也
私はトントントン程度で…(笑) トム~~~、ウェルカム\(^O^)/
2010年5月31日 18:00 | kedwin
ならば、トントン拍子で、ドンドンといきませう…(笑)
2010年5月31日 19:25 | 大南 信也
神山ってどこまで広がっていくのでしょ。 感動を通りこして、感嘆してます。
2010年5月31日 20:47 | 山下里加
広がり過ぎて、つづまりが付かなくなるかも…。 でも、なるようになるのだろう。 だから、心配はしない(笑)。
2010年5月31日 20:56 | 大南 信也
“ 地域コミュニティにフォーカスした新しい CSR・・・・” 「CSR」って何だったっけ? (英語弱くて・・・)
2010年5月31日 23:22 | ニコライ
プラウド・メアリーを歌っていたロックグループ Creedence Clearwater Revival(CCR)が 米国南部で訛ったもの・・・。ちゃうか!?(笑)
2010年5月31日 23:33 | 大南 信也
CCRとかSANTANAとかCREAMとか言ってたら、年齢がわかりまっせ。(笑) 教えてっくれんから、グーグルの検索で調べましたわ。 Corporate Social Responsibility の頭文字をとって、 「CSR」・・・「企業の社会的責任 」 と訳されています。 企業は、利益のために何をやっても良いということでなく、持続可能な社会に向けて、 「環境」や「市民」や「地域」に対し、「よりよい行動」をとる 責任がある ということです。 「エンロン」や「ワールド・コム」事件に代表される アメリカ型市場中心主義に対する 「アンチ・テーゼ(反対命題)」ともいえます。
2010年6月3日 00:10 | ニコライ
よくできました! でも、まあ、ボクも知ったか振りはしてますが、 裏ではいつもグー狂ってる…。 なので、「何でもよくご存知ですね!」という言葉が 一番グサリとくる(笑)。
2010年6月3日 11:56 | 大南 信也