
0529 #よもぎだんごづくり〈鮎喰川コモン〉
学び2024年7月19日
はじめまして。もくもく編集局と申します。
このアカウントでは、徳島県名西郡神山町、大埜地(おのじ)地区に位置する
「鮎喰川コモン」という施設で行われたイベントや催しの様子をお伝えしていきます。
中の人は、コモンスタッフだったり、ときには協力者さんだったり、入れ替わります。
今後、ごひいきにしてくさると、我々一同、舞い踊ります。褒めて伸びるタイプです。
さて、初めての投稿内容にうつります。ゴホン。
少し前になりますが、5月29日に開催した
「神山のお父さんお母さんに学ぼう」シリーズ
第一回「よもぎだんごづくり」の様子をレポートします。
記事の後半には、この企画が生まれた背景について少しお話させていただきます。できあがりのおだんごは、こちら。 光っています。
当日、よもぎだんごづくりを教えてくださったお母さんは、この方。
老人クラブの広野長寿会に所属されている、阿部佐枝子さん。
とっても気さくでとっても優しい方です。
是非教わりたいと町内各地からいらしたのは、5名の参加者のみなさん。
まず最初はみなさんから、自己紹介と、
「どんな思いで参加されたのか」をお聞きしました。
「企画を見つけて予定の確認もせずにすぐ申込しちゃいました(笑)」
「こんな機会があればいいなと思っていたので、嬉しいです」
「すごく楽しみにしてきました」「茹でて作る方法を知りたかったんです」と
みなさんそれぞれの思いを語られるその面持ちは、まだ少し緊張気味でしたね。
いざ、作り始めると、
メモを取っている方、
阿部さんがおっしゃる”感覚”を掴もうとよくよくよ~く見ている方、
「こんよにするんよ(このようにするんだよ)」
「え?こうですか?」「そうそうキュっとな」
「こうかな?」「え、上手」
ぐつぐつ
この緑のあざやかさよ。
仕上げにきなこを「もぶす」。(まぶすという意味の神山弁)
おだんごがあったかくて、嬉しい気持ちになる。
「よもぎの良い香り~」
「可愛い!」
早く食べたい。待てない。
「いただきます」の号令はまだですか?と、待ちきれない大人たち。
みてください、この笑顔。
「どれどれ・・・」
「うん、いけるな」
本当に、よもぎの香りが濃くて、もちもちで。
本当に幸せそう。この方は、
「心もお腹も大満足でした。」とおっしゃっていました。
阿部さん流のよもぎだんごの詳しい作り方は、こちらを是非ご覧ください。
そして、この企画、色んな人の思いが交わって生まれました。
移り住んでこられた若い世代の声
コモンでは、特に移り住んでこられた方などから、「地域のお父さんお母さん方と繋がる機会がほしい」「神山での暮らしの知恵を教えてほしい」という声をこれまで多く聞いてきていました。
老人クラブさんの活動
老人クラブの河野会長より、「神山のお父さんお母さん方は、とてもお元気で、昔の良さを伝えたい、ずっと元気に暮らしたいという思いと、今の良さも学びたいという視点がある。」この思いから、子どもたちなどとの交流をすすめる活動をされているというお話を伺いました。
コモンの思い
コモンとしても、まちの方同士が気軽に知り合える、繋がることのできるような場になればいいなと、地域の方のやりたいことを、応援できるところでありたいという思いで、運営してきました。
思いが交わる
老人クラブ河野会長、社協(事務局)の川村さん、コモン
「いいなぁ、やってみれそうやな!第一回目は何がいいかな~」
そして、季節に合った「よもぎだんごづくり」ということになりました。
鮎喰川コモンでは、今後も、
神山に暮らすみなさんの声を、思いを聞きながら、
やりたいことの実現に伴走していきたいと思っています。
その人らしく、いきいきと活動したり生活していけることを、コモンは応援しています。
次は、
どんな人のどんな思いに触れることができるのか、私たちも楽しみです。
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