江田地区の棚田は、日々刻々と表情を変えて、
光と影がおりなす重層的な世界ですが、
それでいて、生活に根付いた落ち着いた風景で、
僕が知るかぎり、日本でいちばん美しい風景だと思います。

これは3月19日(土)〜21日(月)、菜の花の名所・上分江田地区で行われた「春のジカタビ」参加者から届いたメールの一文です。この”日本でいちばん美しい風景”のなかで過ごした2泊3日、「土地の暮らしを直に感じる」ジカタビの様子をレポートします。

これが、日本でいちばん美しい風景といわしめた江田の棚田。

【1日目】
顔合わせをしたジカタビーズ(ジカタビ参加者の愛称です。全国各地から今回は8人集まりました。)は四国有数の梅林「阿川の梅祭り」散策へ。お昼ごはんは「山姥」さんでいただきます。この様子はニコライさんがUPしてくださっているので割愛します。 昼食後、江田地区にて翌20日に行われる「菜の花ウォーク」のための清掃活動に塾生とともに参加します。

先に待ち構えていた塾生たち。ゴーストバスターズのテーマ曲が聞こえてきそうです。

「ペンを捨てよ、ほうきを持とう!」ということで、ジカタビーズも掃除に励みます。

江田地区の方々とのおしゃべりの時間も、楽しみながらの贅沢お掃除。

この清掃活動の”凄さ”の所以は大南さんが書かれたこの記事を。
「ほうきに力が入りすぎて手にマメが出来た」との参加者の声に「甘い!」と返す江田の方々。頭が下がります。少し打ち上げをしてジカタビーズは民泊をさせて頂く3軒のお宅へ、塾生たちは宿舎へ。各家庭で夕食・団らんの時間を過ごします。

【2日目】
朝9時から行われる全長6キロ、「菜の花ウォーク」に参加します。江田の自然を直に感じながら心地よいウォーキングを楽しみます。

張り切ってゼッケン1番をゲットしたのは東京都新宿区からきたジカタビーズ。

番犬どころか、人におびえて小屋に戻ってしまったワンコ。

数時間ごとに伸びてゆく菜の花の生命力を感じられた今年の菜の花ウォーク。

わかりますか?真ん中に羽ばたいているのは日本ミツバチ。巣を発見!

川又の住宅でお昼ごはん。食後は、川の音を聞きながらお昼寝をするひと、本を読むひと、3日目のBBQの準備をするひと、散策をするひと、思い思いの時間を過ごします。

ごはんをつくるひと。「正座して食材を切るとシャンとする」とのこと。切り方も多様。

うどんを捏ねるひと。踊りながら、歌いながら、コネコネします。

偶然通りかかった射場さんを先生に、山にも入ります。

音をつけるとすれば、まさしく「ぞろぞろ」な1枚。

ジカタビーズ、伊藤さんもノコを握る。なかなか切れずにこの後、汗だく。

降り出した雨をBGMに、平のおとうさんが出してくださったイノシシ肉の串焼きを御馳走に、竹細工というおとなの遊びに興じます。

あっちもこっちも、竹細工。お箸、バターナイフ、フォーク。思い思いのお土産づくり。

その場で、切って、その場で焼く。竹串もその場で作ったもの。

油たっぷり!はじめて猪肉を食べた参加者たちも口を揃えて「おいしい!」と。

満月は拝めなかったけれど、いいお土産を胸に、各家庭で最後の晩餐・団らんの時間を楽しみます。

【3日目】
午前いっぱい各家庭で過ごし、お昼から羽佐古にてBBQ。江田のみなさん、ジカタビーズ、神山塾生、飛び入り参加のご家族などたくさんのひとで賑わいます。

おいしいごはんと、江田の棚田を見下ろす立地に、自然と笑顔が溢れます。

本日の御馳走は鹿肉。この写真は豚肉ですが、豚も炭火だと格別!

最後にみんなで記念撮影。

総勢何人?!のいい笑顔。後ろの山々の霧が幻想的。

各家庭で過ごす時間を長くしたことで、「土地の暮らしを直に感じる」というジカタビのコンセプトにまた一歩近づけた気がします。それぞれが感じたちいさな芽を、少しずつ温めていけたらいいなあと、長い冬を耐え、芽吹いてゆく春の息吹を感じながら思うのでした。そして、この息吹が桜前線に乗っかって、東北の地に春を運んでくれるよう願っています。

江田のみなさま、参加者のみなさま、神山のみなさま、
どうもありがとうございました!またお会いできる日が楽しみです。

By. Aya Nishiwaki(第1回ジカタビ参加者・神山塾生・第2回ジカタビ運営)

記事のシリーズ : 神山日記帳
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コメント一覧

  1. あやちゃん、レポートありがとう。
    おいら、
    出だしは、よかったんだけど、しりきれトンボでごめん。
    西森のりちゃんと、その父上にも、ご挨拶したかったっす。
    次回は、もう少し一緒に遊べる時間を作りたいです。
    ホモ・ルーデンス・ニコライより。
    (意味不明)

    2011-03-26 00:19 | ニコライ

  2. >ニコライさん
    おいら、
    出だしに迷った末に、参加者のメールを引用するという
    まさかのスタートを切りました(えへ)
    次回はもう少しきちんと、ニコライさんはじめ
    神山のみなさんにも内容をお伝えしなくてはと反省しました。
    「ホモ・ルーデンス=あそぶひと」ですね?
    夏のジカタビを終えて行った高知で出会ったひとに
    教わったことばです。繋がってるなあ〜

    2011-03-26 00:32 | にしわきあや

  3. 最後の画像、それぞれの柔らかな表情が全てを物語っています。
    あやちゃん、ふくちゃん、お役目ご苦労であった!(笑)

    追伸 本日、愛知県足助町でマリエッチさんと再会しましたよ。

    2011-03-26 21:46 | 大南 信也

  4. 「ホモ・ルーデンス=あそぶひと」ですね?
    あやちゃん。
    ピンポン・・・♪(正解)
    うちの師匠なんか、
    “ そう、がつがつしなくても・・・ ”
    “ 鹿 や イノシシ は、働いてるところ見たことないけど、
    あるもんで、生きて行ってる・・・・。”
    このように おっしゃっておられます。(笑)

    明日(3/27)は、かみやまマルケットですね。

    2011-03-26 22:43 | ニコライ

  5. >大南さん
    いま、最後の写真みたら寒そうですねえ〜
    最終日だけ来ていた小豆島にもいたなおやくんが
    また先日神山に来ていましたが、
    春の神山をみて「神山にも春がくるんだ!」と
    驚いていました(笑)
    冬の神山の寒さからすると、嘘のようなきれいさですもんね。

    2011-04-15 21:25 | にしわきあや

  6. >ニコライさん
    「明日はかみやマルケットですね」というコメントに
    もはや第二回のこども塾の準備をしています。
    時が経つのは早い!
    わたしはまだ神山で鹿の実物を見ていないのです。
    こんなに近くに息吹は感じるのになあ。

    2011-04-15 21:26 | にしわきあや

 

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