『寄井座復活プロジェクト』

アート2007年5月7日

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投稿者:大南 信也

第一弾 『天井画が白日の下に』日時 : 5月13日(日) 午前10時より
場所 : 神山町神領字北 旧劇場寄井座「寄井座」という劇場が神山町神領にあります。大正末期から昭和初期建てられ、昭和30年代半ばまでは、演劇、浄瑠璃、映画などが盛んに上演されていた場 所でしたが、その灯りが消えてすでに半世紀近い年月が過ぎ去りました。住民の思い出が一杯詰まった文化遺産です。どうにかして復活させることができないも のか、そんな思いを常々巡らせていました。

そして、ついにその夢を適える時がやってきました。所有者である医師佐々木真人先生のご好意により、施設がグリーンバレーに貸与され、芸術作品、襖絵などの発表や展示、人形浄瑠璃の上演、さらに、周辺住民の憩いの場として復活させることになったのです。

寄井座にはもうひとつ大きな魅力があります。天井一面に描かれた商工業者などの広告看板(天井画)です。当時の町の繁栄を忍ばせるものですが、残念ながら、下に後付けされた天井によって覆い隠され、その全体像を見ることが出来ません。

今は隠されてしまっている広告天井。

そこで、13日(日)午前10時より、今回の復旧プロジェクトの第一弾として、後付けの天井を取り除き、天井画を直接仰ぎ見られるように復元します。これ らの天井画は当時の生活形態や産業構造を知る上で貴重な資料です。当日は数十年ぶりに再びベールを脱ぐ天井画を眺めながら、周辺住民の皆さんの思い出話な どもお聞かせいただきたいと考えています。このような事情もあり、「寄井座」に思い入れのある多くの皆さん方にお集まりをいただきたいと思います。

懐かしき日々の思い出に浸りながら、新しい神山町を創造していこうではありませんか!

※ 寄井座は旧道から長屋門を入ったところにあり、付近に駐車場はありません。神山町役場などに駐車し、徒歩(3分)でお越しください。

お問合せ先: NPO法人グリーンバレー (088-676-1177)
center@kamiyama-gvi.jp

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大南 信也

グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。

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