
課外授業① 「ジニーン@広野小」
アート2016年10月1日
KAIR2016課外授業が始まりました。一番最初はジニーンさん@広野小学校。
テーマは「Life in Blance」。「アートは壁に飾られた絵画のことだけをいうのではなく、私たちの生活の延長線上にもあるものなのです」と語る彼女がこれまで作ってきた作品には、人々が使わなくなった陶器の食器や身の回りで使う品が使われています。今回の課外授業でもそうした身の回りの小物を使い、みんなでモビールのアート作品を作りました。
「モビールで大事なのは真ん中で吊っている紐の位置、すなわち支点」との説明を受け、いざスタート!30cmくらいの長さの木の棒に中心の支点となる糸を結びつけ、その両端にみんなが家から持ってきたタワシ、刷毛、クリップ、油性マジック、ナットドライバー、ペットボトル、小さなマスコット、袋に入った小物などを吊り下げます。それを持ち上げてみると……あれれ、まったくバランスが取れません。
ジニーンさんが尋ねます。「真ん中の紐をどっちに動かしたらバランスが取れる?下がってる方?上がってる方?」「ん〜〜〜」しばらく考えて重い方へ少しずらしたら、あ!ちょっと水平に近づいた!「もうちょっと動かしてみようか」あれ!今度は逆向きになっちゃった。難しいなあ。動かしすぎたね。
最終的にバランスをとるためには思ったより繊細な調整が必要なようです。ほんの少しずつ慎重に動かしていたら…おおおお!水平になった!!!周囲で見守る関係者の皆さんから大きな拍手が上がります。そして全員のモビールが完成しました。
さて次はチームになってもう一段階大きいモビールを作ります。 さっきより長い棒の両端に今作ったモビールを結びつけて、それを吊り下げたら…やっぱり斜めになってしまいました。
そこで同じように真ん中の紐をスライドさせてバランスが取れる位置を探します。モビールのサイズが大きくなっても原理は同じです。やがて水平になって…できた!!水平になったモビールは何ともいえないユーモラスな動きでずっとゆらゆら揺れています。大きいと見ごたえがあります。しかし不思議な動きで見入ってしまいます。
身近にあるものからアート作品ができました。
ジニーンさんありがとうございました。みなさんお疲れ様でした。
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