
シナモンの木の下で
アート2008年10月10日
前日まで雨が降り続いていたので、少々気を揉んでおりましたが、当日、10月8日の水曜日はすかんとみごとな秋晴れ。みなさん、日頃の精進がよろしいようで。。。
今日は、カリンのシナモン・カップ(chanが勝手に仮題)制作のハイライト、仕上げの青石貼りの日です。
シナモンの木は、うちの敷地から、50メートルとちょっとの距離。散歩のときにも、いつもまずそこまで歩いていって、上角の集落を眺めおろすシナモンの木の横の小さな広場でカラダほぐしの体操をして、それから本格的に歩き始めるウォーミングアップ・ポイント、ほとんど『庭』のようなところ。
そんなご近所に、また新たなアートな作品が生まれるというのは、ぼくにとっても嬉しいことです。
普段は車も滅多に通らないうちの前の道も、今日はぶんぶんかたかた、なにやかにやと荷物を載せた軽トラが上がったり下がったり、ずいぶん賑やかで、気分は盛り上がります。
今日の作業は、手間が要りそうだったので、事前に応援を現場スタッフ間のメーリングリストで呼びかけてあったのですが、さすが、お金はないけど、チームワークなら任せてよ!のグリーンバレー。サポートスタッフの集まりはいいようです。
ちなみに、この作品については、これまでの下準備として、
1.ユンボで穴掘り
藤本のぶいっつぁん(ユンボオペレーター)、東谷師匠、コットンの森さん
2.鉄筋でセメントの骨づくり
河野のいくっちゃん(左官屋さん)コットンの森さん、佐藤の英雄さん
3.生コンを流して、カップの下地づくり
河野のいくっちゃん(左官屋さん)、コットンの森さん
の作業の積み上げがあって、今日の仕上げとなったわけです。
ほんと、いつもながら、みなさま、ゴクローさまです。
モルタルを敷いて、青石を並べていく作業は基本的にカリンとパットが行いますが、
モルタルと砂を合わせて練って運び込んだり、
モルタルの下慣らしをしたり、、、
『お手伝い』はいろいろとあります。
そして、作業終盤のころには、この大賑わい!
なんだか、ちょっとしたお祭り騒ぎ。たこビンさんもここに箱バン乗り付けて営業すれば、儲かったかも?!?!?
みんながみんな、じっさいの作業をしているわけではありませんが、まあ、それもよきかな。
写真を撮る人、茶々を入れる人、励ましてくれる人、ピンクのシャツを着て電話してる人、、、、
いろんな人のエネルギーが混ざり合わさって、かみやまならではの作品が出来上がっていくのですよね。
この日、シナモンの木の下には、笑い声が絶えませんでした。朗らかな秋の一日でした。

chan
アーティスト・イン・レジデンスのおまけのようなご縁で、嫁と犬一匹とともにの関西方面から神山に移り住んだのは2002年のこと。 最初は、ほんの仮の住まいのつもり。それがいまでは、土地を買って自分で家を建てて、本業(歯医者)からは脱線しつつも、パン屋を開いたり、カフェをやろうとしたり、、、 人生、わからんもんですねぇ。。。 ま、とにかく、日々、神山パワーを全身に浴びながらほくほく暮らしております。
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コメント一覧
チャンさん。ほんと、上手に書くなぁ・・・・。
2008年10月10日 7:54 PM | ニコライ
ニコライさん、 いいやいや、まだまだですわぁ もっとおもしろいものが書けたらいいのだけどねぇ、、、、、
2008年10月11日 8:52 AM | chan
こんにちは。 >いろんな人のエネルギーが混ざり合わさって、 >かみやまなではの作品が出来上がっていくのですよね ほんと、そういう感じ伝わってくるようです。 チャンさんの「お庭」にうまれている、 カリンさんのシナモン・カップ! また遊びに行ける日を楽しみにしてます☆
2008年10月12日 12:00 PM | tariho