【KAIR】寄井ギャラリー|スベトラーナ・ガーボヴァ 
2021/02/16~3/25 

アート2021年3月8日

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投稿者:Art in kamiyama

2020年秋にお披露目となった寄井のウィンドウギャラリーですが、ひっそりと展示作品が入れ替わっています!

2月からは、2009年KAIR招聘作家・スべトラーナ・ガーボヴァ(ロシア)による作品となっています。町内では、約11年振りの展示。

<日本の詩情 Poem About Japan>と題された絵画は、彼女が初めて日本、そして神山を訪れて気づいた景色、目を奪われた美しさを感じたままに表現した作品です。新しい環境に身を置く自分として、自画像も配置されています。

道路の反対側の少し離れた位置から見て頂くと、商店街の一部として作品が構成されている景色を見る事ができます。個人的には、ここからぼーっと作品と寄井が織りなすハーモニーを眺めるのがお気に入りです!

週末のみ、夜間のライトアップも行う予定です。暮色の中に光る絵、暗闇に浮かび上がる光は、日中とはまた違った表情を見せてくれますので、帰り道や散歩のルートとして、ぜひ寄井商店街を通ってみてください。

ウィンドウギャラリーは寄井商店街の生活に馴染む、日々の中でアートを身近に感じる場所として、365日ガラス越しに開かれている空間です。これからも少しずつ変わっていきますので、どうぞお楽しみに!


スべトラーナ・ガーボヴァ 《日本の詩情 Poem About Japan》2009

作品サイズ:226 x 100cm 材料:アクリル、キャンバス


Svetlana Gavoba

2009年度 神山アーティスト・イン・レジデンス招聘作家 2009/9/1/-2009/11/11

幼いころより画家を目指す。モスクワ国立芸術大学卒業。モスクワ・アーティスト・ユニオン所属。 抽象画から具象画まで作品は多岐におよぶ。2007年より自然や人を題材に滞在先でのシリーズ画を制作。インド、スリランカでの滞在・制作経験もある。モスクワ在住。


3月下旬には展示替えの予定です!
お楽しみに!


二軒隣の豆ちよ焙煎所の左の建物にある割れた陶器でできた作品は2018年にリターンアーティストプログラムで10年振りに来町していたパット・ヴァン・ブーゴーの映像インスタレーション作品「神山の眼鏡店」の一部です。

作品の映像は以下のURLからご覧いただけます。
→ 映像|video 《The Optician 神山の眼鏡店》Pat van Boeckle
 

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「神山の眼鏡店」

ずいぶんと前に店を閉じた神山の眼鏡店。

今週だけ、再びお店に明かりが灯ります。

かつてこの場所で眼鏡店を開いていた家の中に足を踏み入れてください。

上の部屋では夢を見て、

過ぎ去った時間は地下に漂い、

机の上には涙がこぼれ、

そして、室内ではおとぎ話が生まれます。

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Pat van Bockel  パット・ヴァン・ブーゴー(KAIR2008, KAIR2018/オランダ)

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