ソフィーが行く:阿波十郎兵衛屋敷編

なんでも2008年6月9日

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投稿者:クレア

徳島市に住んでもうすぐ5年になって(しかも4年間やってた仕事の一貫が「観光案内」だったのに!)、今日は初めて阿波十郎兵衛屋敷(あわじゅうろべえやしき)に行ってきました。そっちのお芝居は週末と祝日は11時と2時にあって、平日だと11時のみになっています。

大人400円。

阿波十郎兵衛屋敷って去年リフォームされたばかりで、車椅子を使う人でも快適に利用できるようになっている。お芝居を見る部屋以外、人形が展示されている部屋、意味不明な空の和室(団体の休憩場?)、お土産屋、そして可愛い庭園もある。お芝居が始まったら、たん、たん、たん、たったったったたたたたた!

ソフィーは「和風なお芝居」をすべて「歌舞伎」と言う。最初はちょっと怖かったけど、25分の芝居が終わったらみんなと一緒にパチパチ拍手。

黒子の微妙な存在感にちょっと感動した。しばらく見ていたら、人形が本当に人間に見えてくる。特に目が閉じたりすると生きているように見える。

人形の頭を彫る手順のディスプレーの一部。「木の魂」を見てる不思議な感じがする

私たちがパパの車で行ったけど、バスで行くなら徳島駅からドアツードアで行ける。芝居に間に合わせて行くのがおススメかな。芝居をやってない間はプロジェクターでビデオ上映している。近くの阿波木偶人形会館には「人形健」という迫力のあるおじさんがいろいろ人形のカラクリの仕組みを解説してくれるから阿波十郎兵衛屋敷の芝居に間に合わなくてもそっちの方でも結構面白い。ものづくりに興味のある人は喜ぶと思う。玄関には「有名なお客さん」の写真パネルがあって、中に沖縄の石垣島出身アフロヘアのボクサー、具志堅用高さんの写真もあって、ちょっとうれしかった。

ちょっとピントがボケているけど、おまけにソフィーが撮った写真を一枚:

「傾城阿波の鳴門」の登場人物、「お鶴」と「お弓」 (写真:ソフィー)

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クレア

徳島市に住んでいるカナダ人の翻訳・通訳家。ソフィーのお母さん。Pizzicato Five を聞いて日本語を覚えた。コーヒーとチーズとチョコレート大好き。ツイッターをぼちぼちやってます @clairetanaka

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コメント一覧

  • 私も、長い間、徳島に住んでいますが、「阿波十郎兵衛屋敷」の中には、恥ずかしながら、入ったことがないです。 「木」の縁側(えんがわ)や、障子(しょうじ)を貼(は)ってある「木」の建具(たてぐ)を見ると、日本人のDNAがくすぐられて、無性(むしょう)に なつかしく感じられます。 「つとむ」さんも、いいお父さんしてるじゃない!

    2008年6月9日 22:37 | ニコライ

  • 木の魂 かっこいい!

    2008年6月17日 12:28 | tariho

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