『神山滞在記』その一
~オグリさんの場合~
なんでも2013年3月30日
~神山での四日間から~
こんにちは、東京農工大学一年のオグリです。
神山に滞在したのは3月の21日から24日の四日間、
垂れ桜が満開の、春本番まであと少し、といった季節でした。
上の写真は江田地区の風景と明王時のしだれ桜です。
棚田の菜の花はこれからが見頃だそうで…
ベストな時期を見られなくって残念です。
今回の神山訪問は私にとって初めての四国、初めての徳島でした。
朝、夜行バスから降りて予想以上に寒いことにまず驚き、
四国は東京より温暖な気候である、という
それまで私が勝手に抱いていた考えを訂正しました。
徳島駅まで山口さんが車で迎えに来てくれ、そこから
車に乗って約50分、山の中にある神山町に到着です。
私が今回神山に行こうと思ったのは、
神山で行なっている地域おこしの流れが、
それまで私が知っていたものと大分違っていることに興味を持ち、
私も実際にその現場に行って神山がどんな所なのか知りたい、
神山に暮らす人と話をしてみたい、と思ったからでした。
いま、神山で過ごした日々を終えて、
私はまだ、神山でこれを手に入れてきた!と
明確に挙げていくことが出来ないでいます。
けれど今回の滞在を通して、
地域おこしや日本の農村が抱えている課題に対しての
向き合い方や考え方が変わった、ということは言い切れます。
神山で起こってきた動きは、
人が人を招(よ)び展開していったものだと聞きました。
それは、神山に人を惹き止めてしまう力があるからだと思います。
その力は、神山町に暮らす人の人柄や、
古く温かみのある木造の家々が並ぶ町並み、
そして周りの山々や町内を流れる綺麗な川といった自然…、
神山町にあるそういったひとつひとつの要素から生まれ、
“何となく居心地がいい場所”を作っているのかな、と感じました。
神山から持って帰ってきたものを、
私はこれからどのような形に変えていけるか、
自分でも少しワクワクです。
最後になりますが、今回の滞在では、山口さんを始め
神山町の多くの方にお世話になりました。
いろいろとお話を聞かせてもらったり、
美味しいご飯をご馳走になったり、
本当に楽しく貴重な時間を過ごすことが出来ました。
直接伝えられないのがもどかしいですが、本当に感謝しています、
どうもありがとうございました。
次に神山に行った時は、
少しでも役に立てるような働きをしたいと思います。
それでは、また神山を訪れる日を楽しみにしています。
ぐっさん
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コメント一覧
次回にはぜひお会いしたいです!
2013年3月31日 23:50 | 大南 信也
私も会っていろいろお話伺いたいです! 夏にまた行こうと思うので、その時は是非!
2013年4月2日 17:45 | オグリ