石川初研究室、イン神山にてブログをはじめます。
なんでも2016年10月14日
はじめまして。
慶應義塾大学環境情報学部石川初研究室3年の稲田玲奈です。
このたび慶應義塾大学SFC石川初研究室として、このイン神山にブログを書かせていただくことになりました。
早速ですが、この場をお借りして石川初研究室と神山町の関わりや私たちの活動の紹介をさせていただきます。
・神山町と石川研究室の関わり
今年(2016年)の早春、私たち石川初研究室のメンバー数名が神山町を初めて訪れました。きっかけは、神山つなぐ公社の西村佳哲さんと石川初先生が古い知り合いだったから。神山町にある空き家などについて、風景学の視点から調査してほしいというお話を頂いたのが始まりです。
その後3月に3日間、8月と9月にそれぞれ10日間ずつ、私たちは神山町を訪れ調査を行いました。8月と9月の滞在では町内のお宅に泊めて頂き、神山の谷間の部分から山頂まで、また西から東まで、様々な場所を巡りました。
この調査の時に私たちが目で見て、聞いた神山町の風景や暮らしに私たちは心底驚き、感動しました。このとても多くの出会いや発見を自分の内だけでなく、整理、咀嚼し、人に伝えれる状態にしなければならない・・・と思っていた矢先、つなぐ公社の友川さんにイン神山への投稿をお誘い頂きました。この機会をありがたく頂き、神山町で見聞きしたこと、考えたことを「夏の神山町ふりかえり日誌」と題してゆっくりと書いてまいります。
・石川初研究室とは
最後になりましたが自己紹介として、私たちが所属するSFC石川初研究室とはどんなことをしている研究室なのか、簡単にご紹介します。
石川研究室とは:
以下引用
〜
この研究会は、都市をはじめとする私たちを取り巻く事象を読み解く力を養い、そこに提案ができること、そのために日常的/局所的な物事と、広域的/地理的な物事をつなぐ視点やセンスや具体的な物を作るスキルを獲得することが目標です。
場所、空間、環境、風景…と、私たちが生きている「ここ」は、それを指すスケールによって様々な呼び方がなされます。それぞれのスケールには、それぞれに応じた建設技術の領域が存在しますが、この研究会では必ずしもあるスケールに特化して技術と知見を極めるというやりかたではなく、足元の小さな場所 から国土スケールの風景まで、横断的に観察し考察しながら、何らかの提案を行うことを考えます。
〜
これは、石川初研究室のウェブサイトの冒頭に掲げられたテキストです。先生や私たちの興味は広く、大都市から地方や海外まで、さまざまな地域を対象に、地図や衛星写真から虫眼鏡まで、さまざまな切り口とスケールで地域について勉強、研究しています。
月島をフィールドワークした時の様子。
他にも様々な活動をしているので是非ウェブサイトをご覧ください!
今年から、神山町がその対象の大きなひとつとなりました。神山町の地形、地質、歴史、川の流れから人々の日常的な暮らしまで、いろいろなものを観察しながら、私たちを魅了する神山町の風景について、考え、記録します。
調査も、このブログ記事も、はじまったばかり・・・
次回は具体的に、どこでどんな調査をし、何を発見したかを書きたいと思います。
これから、どうぞよろしくお願いいたします。
稲田玲奈
keiosfc
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