10/21 鮎喰川すまい塾 第2回、開催します!

住まい2016年10月13日

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投稿者:高田 友美

これからの神山での暮らしについて学び合う
「鮎喰川すまい塾」を10月21日(金)に開催します。

(第1回の鮎喰川すまい塾の様子はこちら

第2回は、大埜地(おのじ)の集合住宅の設計に携わる
ランドスケープデザイナーの田瀬理夫さんをお招きします。

田瀬さん
田瀬さん(photo by Masataka Namazu)

田瀬さんは、地域の自然植生を軸に、地域性・社会性・日常性を
兼ね備えた緑地やオープンスペースの設計を手掛けてこられた方。
代表作に、「山」をコンセプトに大規模な屋上緑化をした
「アクロス福岡」など。岩手県の遠野で、中山間農村の
地域再生を目指し、馬と人の営みの実験を行う
「クイーンズメドゥ・カントリーハウス」も運営し、東京と遠野を
往復する日々を送っていらっしゃいます。

そんな田瀬さんから、じっくりお話を伺いたいテーマは、
「地域のものでつくる、あたらしい暮らし」について。

今回の集合住宅では「地域のものでつくる」ことに
こだわり(と覚悟)をもって進めています。

たとえば、外国や他の地域から運び込んだ建材でなく、
近くで伐った木で地域の大工さんたちと建てる。

町の大工さん
民家改修にかかわる町の若手の大工さんの後ろ姿。
彼らへの詳しいインタビューはこちら
(photo by Masataka Namazu)

たとえば、緑地の草や木や花も、近くの山で採った種や実生の苗を
まちの農業高校の生徒の皆さんと育て植えてゆく。

大粟山での植生調査(8月)
今年8月、城西高校でも教える地域の方とともに、設計チームの皆さんが
大粟山の植生調査に入ったときの様子。(photo by Masataka Namazu)

周囲の世界や足元に「ある」もので暮らしをつくると 心地が良く、
自然で無理のない、長続きする空間を創出していけるのではないか。

お金より時間やちょっとした手間をかけると生み出せる
価値のあり方を、今、田瀬さんと取り組んでいる神山の集合住宅や、
これまでのお仕事の紹介を通じて聞いてみたいと思っています。

どうぞお越しください。

鮎喰川すまい塾 第2回

日時: 2016年10月21日(金)
昼の部 10:00~12:00
夜の部 19:00~21:00

*昼の部と夜の部は同内容です。

会場: 神山町農村環境改善センター 2階和室
(徳島県名西郡神山町神領中津132)

*申込不要・参加無料

共催: 神山町

問合せ: 一般社団法人 神山つなぐ公社
TEL&FAX 050-2024-4700
MAIL contact@tsunagu-local.jp

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高田 友美

静岡県浜松市出身。神戸→東京→スウェーデン→滋賀を経て、神山に移り住みました。神山つなぐ公社では「コミュニティ・アニメーター」として、主に大埜地の集合住宅とすみはじめ住宅から始まるコミュニティ育成を担当。休みの日はノラ上手に励んでいます。

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