高校生とつなぐ「神山の味」。高校とフードハブ・プロジェクトが連携した取り組みの映像ができました。

農と食文化2017年3月27日

いただきます編集部

投稿者:いただきます編集部

(Food Hub Project)

 みなさん、こんにちは。フードハブ・プロジェクト 食育係の樋口です。
 昨年の秋、城西高校神山分校の生活科2年生8名と文化祭で販売した「お弁当づくり」の映像が完成しました。紹介させてください。
 この映像は、昨年の9月から11月まで、約3ヶ月間で計5回(各2~4時間)実施した授業や調理実習、加えて、11月13日に開催されたの学校文化祭(神農祭)本番でのお弁当の販売、本番後の振り返りという7回計画で進めた、高校とフードハブ・プロジェクトの取り組みの記録です。(映像で紹介されているのは、実はほんの一部なのです)。

 農業を次の世代へつなげていこうとするフードハブの取り組みは「循環」がキーワード。高校生たちと一緒に取り組みたいことも「育てる、つくる、食べる、つなぐ」の枠組みで考えています。

「一緒に何がつくれるのか?」

 9月から始まる授業で「循環」のサイクルを体感するには短すぎ、かといって単発に終わらず次につながる何かができれば…最終的に決まったのが、生徒たちの日常に寄り添える「お弁当づくり」でした。

 注目したのは、昨年11月13日に開催された神農祭。高校生たちが地域の人たちと交流できるいい機会と捉え、「育てる、つくる、食べる、つなぐ」の中から「食べる」の部分に注力し、進めることにしました。
 

・「地産地食」の考えをもとに神山町産、城西高校産の農産物をできる限り使用したい。

・神山町で40年近く前に発刊された「神山の味」を参考に、神山町らしいお弁当を作りたい。

・家に帰っても生徒が自分でお弁当を作れるよう、調理実習の時間を取り入れたい。

 
 欲張りですが、せっかく高校生と一緒に何かやるのであれば、できる限りのことを伝えたいと思うわたしたち。「とにかく、一緒にやってみた」取り組みです。


 さて、この取り組みが単発イベントで終わってしまったような気がしていた冬、「お弁当作りをやって良かった」と思える出来事が、日常のなかにありました。

 生徒たちは、「かま屋」のランチに来てくれたり、雪の日にバスの時間を待つ間、居場所として「かま屋」や「かまパン&ストア」を利用してくれたり、学校が早く終わった日にはパンを買って帰ってくれたりします。フードハブメンバーと会ったときには「おぉ!」「こんにちはー!」と気軽に挨拶し、笑顔を見せてくれ、その流れで、近況を話すことができます。

 生徒たちのことをとても身近に感じられるようになったわたしたちは、彼女たちを含めた城西高校神山分校の生徒たちのこれからを見守っていく応援団の一員でもあります。

 城西高校神山分校の生徒たちとフードハブ・プロジェクトが、これから先、神山の農業を次の世代につなぐために「循環」する仕組みを共有し、何かを作り上げていくとしたら…。

 「一緒に何がつくれるのか?」から「一緒に何をつくろう?」へ。

 今回のお弁当づくりは、そのスタートラインです。


 

 

 

 

いただきます編集部

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いちばん食いしん坊です。

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