わくわくノート完成♪

学び2019年2月28日

投稿者:梅田 學

(神山つなぐ公社 ひとづくり担当)

2年生神山創造学の授業でわくわくするものを、思い付くままノートの表紙に貼ってみようというワークをしました。

3月には保護者含めて面談をして、進路を決める大切な時期。進学・就職、将来について、彼らと一緒に考えています。彼らの中にある『想いの芽』を大切にしてサポートをしたいと思うんだけど…中々、言葉として受け取るのは難しい。

僕もこの記事を書くのに、言葉をウンウン唸ってひねる出してる状態で、高校生に、頭の中にある、形になりつつあるものを言葉にしてなんて言えない…

どうしたら、彼らのその想いを見ることができるかと考えた結果、今回のわくわくノートを作ることにしました。大量の雑誌の中から、『何か心がざわっとする写真』『ポッとあつくなる写真』を直感的に切って貼ることで、楽しく想いを視える化しました。

​できる限り多種多様な、普段彼らが手に取るようなこともない雑誌も沢山用意してあげたいと思い、ニコライメールで投げかけ、会う人会う人に声を掛けて雑誌を集めました。

呼びかけから、わずか数日で100冊以上の雑誌が集まりました。協力してくだっさった方々、本当にありがとうございました。お礼を兼ねて、授業の様子をご報告させてください。

 

100冊以上の雑誌の中から気になる写真を手当たり次第切り出していく。良い機会なので、先生の想いも生徒に見せて欲しくて、一緒に切り貼り。

車が大好き過ぎていろいろ選ぼうよと伝えても、ひたすらお気に入りの車種を集める生徒。

どんな風に貼ろうかと真剣に考え組む生徒。

普段は大らかだけど、実はこういう作業は細かくきっちりやりたい性格。いつもとは違った生徒の個性が見えてきます。

切り貼りのたっぷりと時間をとっていたのですが、あっという間に時間が過ぎて、制限時間を2回も延長するぐらい、楽しんで取り組んでくれました。で、完成したのがこちら。


先生の作品がこちら。

完成後はノートを使って、自分の頭の中を少しだけお披露目。どんな想いで作ったのかを言葉にしてみます。

作業を通して彼らの個性が見え、ノートに貼り付ける写真から彼らの想いが見えてきました。いつもと違う新しい側面がちらっと見える瞬間は嬉しくてたまりませんでした。

みなさんから頂いた雑誌は今後も活用していく予定です。間も無く入学してくる新入生とも同じワークをして、お互いをより知ることができる時間を作れたらなと思っています。また、その際は報告をさせてもらいます。

 

梅田 學 (神山つなぐ公社 ひとづくり担当)

2018年6月に神山町に移住。ひとづくり担当として、神山校、神山中学校の生徒が地域で学ぶため授業をコーディネートしています。 その他、毎月一回、孫の手プロジェクトで、神山校の有志のメンバーで高齢者の庭の剪定をしています。 休日は、2年前から始めたサーフィンを楽しんでいます。徳島の小松海岸、高知の生見海岸に出没中。

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