「おいでよっ! 神山」連載はじまるよっ!

神山日記帳2019年8月22日

移住支援センター

投稿者:移住支援センター

こんにちは!
この度、移住交流支援センターの広報をサポートすることになりました、もじゃです。このコーナーでは、神山で暮らしている人の、ありのままの暮らし情報をお伝えしていきます。

私は、元神山町地域おこし協力隊で、この春3年の任期を終え、神山くらしの宿moja houseをオープンしました。千葉県で生まれ育ち、東京コンクリートジャングルでごく普通の会社員として毎日満員電車通勤をしていましたが、ひょんなことから一念発起し、南アジアの国、バングラデシュを経由して神山町に移り住んできました。話すと長~~くなるのでどうしても気になる方はこちらをどうぞ!

バングラデシュから神山へ。もじゃさんが選んだ地域の暮らし

神山に来て4年目、神山くらしの魅力にどんどんハマっている最中です。

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神山に移住するきっかけは皆さん様々だと思います。でも、やっぱりよく知らない土地で暮らしていくって、多少なりとも色々な疑問が浮かんでくることでしょう。実際の暮らしがイメージできないと、不安なこともあるかもしれません。

かくいう私も、以前関東に住む友人から「徳島には売ってないと思って」ウィダーインゼリーを差し入れしてもらったことがあります。「え!徳島にカラオケ屋あるの?!」と言われたことも。逆に「神山ってこんな感じでしょ?」と友人から送られてきた漫画の切り抜きには、ドローンが飛び交い、お年寄りがスマホを使いこなしセグウェイでびゅんびゅん移動している近未来空間が。

みんなどんなイメージ抱いてんねん…。極端やねん。

ということで、このコーナーでは、もじゃフィルター越しの、ありのままの神山の暮らしを発信していけたらと思っております。

移住交流支援センターのいっくんからは「ゆるさ」と「親しみやすさ」を求められているので、かじか焼き(※1)のようにサクッと軽く読めるような文章を目指したいと思いますのでよろしくおねがいします!

※1・・・神山名物「かじか焼き」。かじかとは神山の鮎喰川沿いに生息しているカエルの一種であるが、カエルが入っているわけではない。下分生活改善グループのお母ちゃんたちが作っているお菓子。道の駅の他、町内の各イベントでも購入可。サクッとした触感とさわやかな生姜の香りが美味。

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さて、記念すべき第一回目の投稿ですが、ごく普通の東京の会社員だった私が(バングラを経由して)神山に来て変わったことを5つ挙げたいと思います。

1.車の運転がうまくなった

神山の生活での必需品です。やっぱり車がないと、買い物も困難。通勤もなかなか。
また、神山の道は、メイン通りは非常に広く運転しやすいですが、一歩山に入れば対向も難しいほどの細道になることも。でも、不思議なもので、生活していると、慣れるものです。カーブミラーをちゃんと確認して、山道でも上手に運転できるようになりました。
しかし、免許を持たずに神山で暮らしている猛者もいるので、今度インタビューしてみたいと思います。車がない人は、自転車やバスを駆使しているもよう。

2.虫やカエルと話せるようになった

これは言語的な意味ではなく。神山で暮らしていたら、必ず同棲するようになります。クモ、ゴキブリ、コオロギ、ムカデ、カエル、アリ、ネズミなどなど…
古民家はとくに隙間だらけなので、私も引っ越し当初はひとりでひゃーひゃー騒いでいました。しかし、これも、慣れます。
ゴキブリは手作りのホウ酸団子で撃退して(農協の女性部に加入すると、毎年玉ねぎや小麦粉などで作っているのに参加できます)、ムカデは火ばさみで挟んで熱湯で一瞬で退治。対処法など、ご近所の神山くらしの達人たちに聞いてみたら、きっと話が盛り上がる事間違いなしです。
慣れたら、だんだん、会話できるようになってきます。大騒ぎするのではなく、非常に冷静沈着。ムカデなど人に害を与えるものに対しては「ちょっとそこでまっててよ、今仕留めるからね」と話しかけ、クモなどの益虫には「ゴキブリもっとたくさん食べてよ。あと、お客さんいるときは絶対に出てこないでね。びっくりしちゃうから。」といった具合に。突然出てきたらそりゃあびっくりしますけれど、田舎暮らしでは、共生していく気持ちが芽生えます。

3.ごはんの地産地消率、もとい、自給率が格段に上がった

元々食いしん坊で、美味しいものを食べるためなら労力を惜しまないタイプの人間でしたが、ここにきて、さらにその意識が高まりました。周りに野菜作りの達人や料理の鉄人がわんさかいる、なんとも恵まれた環境。ご近所さんからは、巨大な袋で野菜を大量におすそ分けいただくようになり、それに伴って、保存食づくりもするようになりました。
しかも、買うよりも、作ったほうが格段に美味しいということに気づいてしまいました。手間暇はかかるけど、神山の自然の恵みをたっぷり吸いこんだお野菜やお米の美味しいこと!畑や田んぼで作物を育てる喜びと、それを食べる喜び。最高の贅沢です。
ちなみに、猟期には、イノシシやシカのお肉をおすそ分けでいただくこともありますよ。鮎喰川に生息する鮎やもずくガニをいただくことも。
実は私は世界中で寿司が一番うまいと思っている無類の魚好きなのですが、もちろん神山ではあまり食べれません。確かに海のお魚が恋しくなることはあれど、それ以上に、とれたての山の幸が美味しすぎて、満足しております。

4.趣味がさらに増えた

都市部に住む友人たちによく心配されるのが、「娯楽とか、ないんでしょ?どうやって遊ぶの?」という質問。実に良い質問です(笑)確かに、カラオケとかバッティングセンターとかビリヤードとか、お金を払って消費する系の遊びはありません。でも、遊びなんていくらでも作れるのです!そこらじゅうが遊び場だらけで、楽しもうと思ったら、いくらでも娯楽は作れます。
私は眠っていたトランペットを引っ張り出し、神山の音楽仲間と演奏を楽しんだり、阿波踊りを結構ガチで練習したり、町内のバレーボールチームに所属したり、透き通る美しさの川に泳ぎに行ったり、外でアウトドアクッキングをしてみたり。テーマ飲み会なんかもあります(ジブリ飯の会、日本酒好きの会など)。遊び方は多岐にわたり、趣味が今まで以上に充実しているように思えます。テニスサークルや、自転車クラブ、英会話教室なんかもありますよ。誘われるがままに、新たな趣味の世界へ挑戦してみるのも、神山くらしの楽しみ方かもしれません。

5.やりたいこと、好きなことを心置きなく追求するようになった

これまでの項目は、いわば神山ならではというよりは、「田舎あるある」なのかもしれません。でも、私はこの最後の項目は、「神山だからこそ」だと断言できます!
神山で生まれ育った人、いちど外へ出てまた戻ってきた人、漂流してたら神山へ流れ着いた人、明確な意思をもって神山に移り住んできた人、などなど、神山にはたくさんの人が暮らしています。
その人たちと交流していると、自分のやりたいこと、好きなことにまっすぐな大人たちが多いように感じるのです。
私自身、自分がまさか起業して自分の宿をやっていくことになろうとは、神山に来るまでの3年ほど前までは、夢のまた夢だと思っていました。あこがれだけがありました。でも、神山でいろいろな取り組みをしている人の話を聞いたり、交流していくうちに、自分の好きなようにやりたいことをやって生きていくことのハードルが、どんどん下がってきました。「やったらええんちゃうん(Just Do it)」が神山に浸透している名言だというのは本当で、うまくいくかどうかわからないけど、とりあえず、やりたいようにやってみよう、という気持ちが芽生えてきます。これって私だけかしら?でも、すごく、周りが応援してくれるのです。
そんなこんなで、うっかり独立して宿を開業してしまいましたが、今のところ、とても楽しく暮らしております。おそらく両親には多大なる心配をかけ、傍から見ると絶賛不安定街道まっしぐらの私で、一人前に生活していくにはまだまだ試行錯誤が必要ですが、周りの皆さんに支えていただきながら、なんとかやっております。きっとなんとかなるでしょう。そう思えるのも、神山にいる人たちの影響であることは間違いないと思います。

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さて、次回からは、具体的に神山での暮らしのあれこれをご紹介していきたいと思います。第2回目は、お買い物について!See you soon!

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物件紹介から交渉、契約、地域への順応支援にいたるトータルサービスを提供。 「こんなところに住みたい」という移住希望者の要望と、「こんな人に来てほしい」という所有者や地域住民の仲介役を果たします。 「これがダメなら、あれはどう?」というような不動産屋さん的な対応はしません。 最適で、最善の組み合わせを実現するため、一件一件に時間をかけます。 家探しには忍耐が必要です。その忍耐力をお持ちかどうかも、マッチングの大きな要素となります。

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