10年ぶりの、オープンスクール
学び2019年8月6日
先月、城西高校神山校でオープンスクールが開かれました。
なんと、10年ぶりだとか。
当日来れなかった方のために!
様子を少しだけレポートしてみます。
まず、校庭マルシェ。
神山校は全国でも珍しく、グラウンドが芝生で覆われています。生徒たちが栽培した野菜や花、レーザーカッターで加工したキーホルダーの販売もありました。城西高校の本校からも応援に駆けつけてくれていたようです。
ドヤ顔の生徒がご案内〜。
おなじみの森林女子。
(この色合いは、某顧問のこだわりなのだそうw)
校内へ入ると、何やら人だかりが。
調理室です。
家庭科の授業・・・?
いいえ、こちら「科学と人間生活」という理科の授業なのです。
かまパンのパン職人(写真左)と理科の先生(右)との夢の共演です。
プリントが理科っぽい。(語彙)
生クリームがバターに状態変化するのはなぜか、発酵とはどういった化学変化なのか、理論を学びます。
本当にそうなるのか?実際にやってみよう。
プロから調合やコネ方のお手本を見せてもらいます。
自分たちでやってみる。
きました、ドヤ顔!
かっこいい、かっこいいよ笹川さん!
成形して、いよいよ焼き上げます。
しばらくして・・・調理室には香ばしい薫りが漂います。
生クリームから作ったバターをつけて、いただきます。
(写真はだいぶ水っぽいぞ…)
笹川さんと松田先生の意気投合、そして綿密な打ち合わせあっての授業でした。
この授業については、パン職人・笹川さんがかま屋通信に熱い記事を書いていますのでぜひ。
▶︎ かま屋通信「パンを通じて何かを伝えたい。地域との関係性から生まれる授業」
こちらは3年生の教室。国語や英語の授業などもありました。
造園技能検定に向けた練習も。
(制服の子は作業着忘れたんだろうな…)
神山中学校からは、なんと全校生徒と先生たちが来てくれました。
某丸山先生も張り切って、「全員俺に任せとけ!」と、体育館で公開授業をすることに。
グループで協力しながら様々な課題に取り組みます。
今年の新入生合宿でもこういったグループ・アクティビティを行いました。
神山校の生徒も、スタッフとしてサポートに入ります。こちらは先生グループ。
・・・と、盛りだくさんな内容のオープンキャンパスでした。
午後には、今年度から採択された文部科学省事業「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」のキックオフ会議が行われました。高校と地域がともに協力しながら生徒の学びと地域のこれからをつくっていく、そんな動きが全国で広がっています。
生徒たちが地域をフィールドに、いろんな大人たちと関わり合いながら、思いっきり学び、浸る。そんな環境を作っていけたらと思います。
次回オープンスクールは10月26日(土)、神農祭は11月17日(日)です。
ぜひ神山校に足を運んでみてください。
森山 円香
岡山出身。 2016年4月〜2022年5月まで、神山つなぐ公社でひとづくり分野を担当。NPO法人まちの食農教育の理事をしています。 このまちに来て、石を積めるようになりました。(でもまだまだ)
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