地域留学体験2days開催しました
学び2019年8月9日
こんにちは!神山つなぐ公社の秋山です。
先日、関西方面から中学生を迎えて実施した「地域留学体験2days」の様子を皆さんにもお伝えします。
そもそも「地域留学体験」とは、何?という方もいると思いますので、簡単に説明を。
神山校に入学を検討している中学生とその保護者の方に向けた滞在型のプログラムで、
高校3年間を神山校で過ごすのであれば、学校だけでなく、町の人や雰囲気も知ってもらわなきゃ
この町で過ごしていけるかどうかわからない。
それを確かめ、感じてもらうために、年に3回ほど開催しています。
「地域留学体験」の始まりは、ご飯を一緒に食べるところから。
この日参加した保護者の方が「(かま屋の)ふりかけが美味しい!」と言っていたのが印象的でした。
私にとっては、ふりかけはいつも変わらずあるから、その美味しさを忘れていましたが、初めての方と食べると発見があります。
お腹を満たしたら、町散策。
照りつける太陽の熱〜い日差しを受けつつ、集合住宅の見学。
高校生たちが「どんぐりプロジェクト」で関わっていることを紹介しました。
そして、この日は、近藤なおさんにご協力いただき、まちの作り手さんの現場
曲げわっぱの工房を訪問しました。
「世の中にある曲げわっぱは、接続部に接着剤を使っていて、それを使うと確かに作るのは簡単だけど、
私は、全て自然にかえせるもので作りたかった」
そんな話をしながら、神山杉の曲げわっぱづくりの行程の一部を見せてくれたなおさん
参加した中学生が、「なおさんの考え方がすごくすてきだった」
と、あとでコメントを残してくれました。
その後、城西高校神山校の寮を見学し、
寄井商店街を歩いて、まち散策は終了。
室内に腰をおろしてからは、
保護者の方は、地域と連携した授業やあゆハウスの取り組みについて詳しくお話し、
中学生たちは寮生とご飯づくり。
一緒に作業することで、最初の緊張した雰囲気も和らぎ、会話が生まれてきました。
出来上がったごはんはこちら。
メニューは、ハウスマスターと寮生が相談して考え、神山・徳島らしいもの(そば米汁とバラ寿司)と
みんなが好き&得意なもの(唐揚げ・肉巻きおにぎりほか)を作ってくれました。
あゆハウスのいつもの様子のように、大皿を囲んでご飯を食べます。
ご飯を食べながら、寮生に質問タイム!
Q:実際のところ、1学期間過ごしてみて大変なことは??
「料理が大変、最初は全然できなかった」
「今までお母さんに全部任せっきりだったから、献立を毎日考えるのが大変だってことがわかった」
Q:放課後や土日の活動で印象に残っていることは?
「保護者会を兼ねた地域懇親会で、食事担当になり、いつもお弁当を作ってくれているスキーランドの方に料理を教わりに行った。
一人で行ったけど、色々な野菜の切り方とか教わってとても楽しかった!!」
「町のおじさん、ニコライさんが実施している森づくりで木を切ったり、森のお手入れができるのがいつも楽しみ。
自分は将来、林業をしたいとも考えているから、その勉強にもなる」
これは一部ですが、寮生の生の声が聞けるのが「地域留学体験」
翌日は、学校主催の体験入学に参加し、午後は川遊びに行ったのですが、防水カメラを持っておらず川遊びの写真を撮りそびれました。。。
川遊びにて、高いところからのジャンプに挑戦する中学生もおり、
なかなかワイルドな姿に驚きつつ、2日間の活動が終了しました。
「地域留学体験」では、2日間あるいは丸一日、地域の方や寮生と関わりながら、
神山で高校3年間を過ごす体験をします。
高校に入るかどうかはまだわからないけど、なんだかおもしろそう、遊びに行こう
というノリでの参加もお待ちしてます。
次回は10/26(土)に開催予定。詳細はこちら
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