「集合住宅建築編」映像公開&建前案内

住まい2019年9月19日

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投稿者:赤尾 苑香

9/21追記
台風の影響により、9/22(日)の建前が中止となりました。
9/23(月・祝)、9/25(水)に実施予定です。ぜひご覧ください!

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今朝の空気にすっかり秋を感じました。
こんにちは、神山つなぐ公社の赤尾です。

神領・大埜地の集合住宅も、現在、第三期工事に突入しています。
2棟の住戸が建設予定の第三期工事では、先日こちらの記事で紹介した下分の大家大工さんと、
阿川の荒井大工さんが施工を請け負われています。

現場での基礎工事を終え、ついに来週の三連休、
まずは1棟目が「建前(たてまえ)」を迎えます!

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 建築memo
 建前とは、柱や梁などを組み上げていくこと。
 屋根の一番てっぺんの材木「棟木(むなぎ)」が組まれることを、
 「上棟(じょうとう)」や「棟上げ(むねあげ)」と言います。
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大埜地集合住宅 C-2棟 新築工事/施工 荒井工務店
建前:9/22(日)- 9/23(月・祝)

朝一番から建前スタートします!
建前は大工さんたちにとって、
セレモニーのような、お祭りのような、幾度もない晴舞台のような日。
それほど「家を建てる」ということが家主さんにとっても、
地域にとっても大事な機会だったのでしょうね。
ぜひその勇姿・機会を、間近でご覧いただけたら!

建前は、日柄のよい日を選び、棟上げは潮の満ち引きを考えて調整していきます。
潮の満ちている間に行なうのがよいとされる風習があり、
今も大工さんたちは満潮時刻を読みながら、最後の棟木を組んでいきます。

神山町の工務店さんは、日頃はおおよそ数名程度で仕事をされていますが、
建前の日は太い柱を支えたり、長い梁を差し込んだりと、より大勢の人出が必要となります。

そのため、今は町外で働いている同級生の大工さんに声をかけてくれたり、
第二期では、ベテラン大工さんが若手親方勢と組んで建てたり。

「せーの!」「せーの!」の掛け声とともに、
息の合ったチームプレーで神山の木材たちを組んでいく様子は圧巻です!

しかし、そんな建前前夜、大工さんたちは不安でなかなか眠れないんだとか…

それはなぜ?
第二期工事で腕を奮ってくれた阿川の大下大工さん、
工事に関わってくださっている町内の大勢の職人さんたちの現場の様子とともに、
ぜひ映像でご覧ください。

映像制作:川口映像事務所


鮎喰川沿いに計画されているコモンハウス棟も落札され、まもなく着工予定。
刻々と景色が変化してきました。

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赤尾 苑香

神山つなぐ公社 すまいづくり担当の赤尾です。広野生まれ、広野在住。子供の頃は、山や川をかけ回っていました。

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