オープンスクール×オランダ交流
学び2019年10月31日
今年から10年ぶりにはじまったオープンスクール。(第一回の様子はこちら)
第二回となる今回は、なんとオランダ留学生との交流と掛け合わせての開催でした。さらに午後には地域連携の会議を組み合わせるという力技。・・・先生方、大変おつかれさまでした!
1限目は、毎年恒例になってきた全校生徒参加のセレモニー。司会進行は2年生たち。
留学生たちからは、オランダでの学校生活についてプレゼンテーションを披露してくれました。
神山町と国際交流を続けているピーテル・フルン校では、必修科目に加えてアート、科学、言語などなど多くの選択科目があり、学びたい内容を中心に自分の時間割を組んでいきます。日本でいう総合学科がイメージに近いと思います。空きコマもあり、その時間は自習に充てているそうで。そのあたりはちょっと大学っぽい。時間割や課題はオンラインで確認したり先生とやりとりができるそうです。
放課後や休日はバイトをしたり友達とパーティをしたり。飾らない等身大の日常生活を話してくれたのが、とても良かったです。
学校紹介のあとは、輪になって自己紹介。たじたじになる高校生たち。がんばれー。笑
本当はこのあと学校探検のアクティビティも予定していたのですが、時間が押してしまったので泣く泣くカット。
セレモニーのあとは、各クラスに分かれて授業。どの授業も見学OKで、神山校への入学を検討している中学生と保護者の姿もチラホラありました。
調理室では何やら良い香りが。
神農祭で販売するチヂミを三種類試作して、オープンスクールの来場者の方々へ振る舞っていました。
町長さんにも食べ比べてもらいました。
自分たちの作ったものに直接フィードバックをもらえるのは良いですね。私は一つしか試食できず口惜しい…。神農祭当日を楽しみにしてまーす!
学校のすぐそばの川で石を探す高校生たちの姿も。こちらは石積みの練習中。
ここまで見てきたオランダのセレモニー、チヂミづくり、石積み実習は実はいずれも2年生の神山創造学のチームプロジェクトの一部なんです。各チームで話し合いながら、学校行事の企画や地域素材を使った加工品開発、景観づくりなどに取り組んでいます。
そんなこんなでオープンスクールは賑やかに終わり・・・
午後は、今年度から採択されている「地域との協働による高等学校教育改革推進事業」の会議。様々な形で連携・協働している地域の企業や大学の方々とともに、これからの取り組みの共有と協議を行いました。
夕方からは、鬼籠野小跡地に場所を移してBBQ。(鬼籠野小跡地って使えるんだ・・・!)
ご飯の前は、訪問メンバーたちが中心に考えた交流企画でわいわい。夕日に照らされながら、桜花連の生の音色とともにみんなで阿波踊り。
ホストファミリーの保護者の方々がBBQを準備してくれました。
焼きおにぎりをひたすら焼くホープ。火の番が板についてます。
校長先生も駆けつけてくれました。スーツ・・・!
こうして賑やかに夜は更けていきましたとさ。
森山 円香
岡山出身。 2016年4月〜2022年5月まで、神山つなぐ公社でひとづくり分野を担当。NPO法人まちの食農教育の理事をしています。 このまちに来て、石を積めるようになりました。(でもまだまだ)
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