成果と課題の共有会「すまい」に参加して

学び2020年7月14日

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投稿者:なかがわ まほ

こんにちは。つなぐ公社インターンの中川麻畝です。今日は、シリーズ第2弾「すまい」編をお届けします。

 

昨日はあいにくの雨で、会場に来てくれる人は少ないだろうな〜と思っていたのですが、前回よりもたくさんの方が参加してくれました!嬉しい!

 

今回の話し手は、つなぐ公社すまいづくり担当の高田さん、神山町役場の馬場さん、建築士の赤尾さん。また、移住支援の窓口として色々な人からの相談を受けてきたグリーンバレーの伊藤さん、公社のアドバイザーである東京工業大学准教授の真田先生など、いろんな方が代わる代わるマイクを握って話してくださいました。

 

赤尾さんから、集合住宅プロジェクトの特徴として、「多義的な取り組みになっていること」というお話がありました。例えば、住宅をつくるにしても、ただ建てるのではなく、まちの大工さんの技術継承の場になっていたり、神山町産の木材を使っていたり、造園土木を勉強している高校生が庭づくりを実践できる機会があったり。

 

すまいづくり×しごとづくり:「切り組み」など伝統技術が継承される機会になりました。

すまいづくり×循環の仕組みづくり:まちの木を使って作るために、町産材の認証制度が創設されています。

すまいづくり×ひとづくり:神山校の生徒たちと苗木づくり・庭づくりをしている様子。

 

「すまいづくり」の領域にとどまらず、多義的・横断的に取り組んでいるからこそ、こうして高校生が集合住宅プロジェクトに関われたりするんですね。それにしても、高校生がまちに出て、学校での学びを実践できる場所があるのって、いいな〜。

 

集合住宅は主要道路から見える位置にあるので、建設途中の様子をこれまでも横目に見ていました。ただ、様々な取り組みがあったり、まちのいろんなの人が関わってできているのを知ると、より一層完成が楽しみに感じます。ちなみに、7/17から3日間、集合住宅のぐるっと見学会が行われるようですよ。

 

閉会後、余韻が残っている会場の様子です。この日は、会が終わったあとも残って話を続けている姿が多く見られました。オンライン会場の方もとても賑わっていたと聞いています。

 

次回は、7/15(水)に「ひと」をテーマとして開催されます。役場や公社の人だけでなく、町の関係者も話をしてくれます。誰が登場するかはお楽しみに!皆さんのご参加お待ちしております。

 

成果と課題の共有会「ひと」の詳細はこちら

オンライン参加を希望の方は、こちらよりお申し込みください。

集合住宅のぐるっと見学会についてはこちら

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なかがわ まほ

1998年生まれ。神山町下分出身・在住。神戸、徳島市、島根県海士町経由で2023年にUターン。現在はNPOグリーンバレーの移住交流支援センター担当です。

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