成果と課題の共有会「しごと」に参加して
学び2020年7月30日
みなさん、こんにちは。やっと神山でも梅雨が明けて、いよいよ夏がやってきました!ちなみに、神山では梅雨のことを「ナガセ(長雨)」というんですよ〜。
さて、少し日が経ってしまいましたが、成果と課題の共有会「しごと」編の様子をお届けします。
話し手は、つなぐ公社副代表の西村さん、しごとづくり担当の作田さん、ひとづくりの中でインターンシップを担当されている梅田さん。また、つなプロ第2期でしごとづくりを担当される役場職員の森さん、樫本さんからもお話がありました。(あとは、ちょこっと私もお話しています。)
今回の「しごとづくり」は、「いきいきと働ける」という状況をつくるために必要な施策領域として作られています。では、いきいきと働ける状況とは、どういうことなんでしょうか。難しいですね。
梅田さんから、「神山校の授業・神山創造学やインターンシップをきっかけに『神山で働きたい!』と言ってくれる高校生が現れ始めている」というお話がありました。しかし、神山には働ける場所や住まいが限られていて、高校生が卒業した後の受け皿が十分でなく、そこがこれからの課題なのかもしれません。神山で住みたい・働きたいと思った若い世代がチャレンジできる環境がもっと整うといいなと思います。
会場の参加者からは、「商売人でも、しごとをつくるということは難しい。日々葛藤している。」「今、神山に移り住んできている人は神山塾の卒業生が多いように思う。神山塾の取り組みをもう一度やってほしい。」といった声がありました。
神山には、手仕事を営んでいたり、IT企業のサテライトオフィスがあったり、いろんな仕事や働き方をされている人がいます。多様な仕事・働きがあって、職種を超えて、横断的に交われる環境が続いていくと、神山らしい「いきいきと働ける」状態になるのかなと思いました。
「しごと」編が終わり、この間に「循環の仕組み」「安心な暮らし」も終わってしまい、あっという間に次回「関係」の会が最終回となってしまいました。オンライン会場も毎回日本全国から、多種多様な人が参加してくれています。みなさんもぜひ一度参加してみてください。
成果と課題の共有会「関係」の詳細はこちら。
オンラインでの参加をご希望の方はこちらよりお申し込みください。
見逃した方向けに各会の映像をYouTube上に限定公開しています。詳しくはこちらから。
文中に出てきた「神山塾」について:katalog-shikoku.jp/kamiyamajuku
なかがわ まほ
1998年生まれ。神山町下分出身・在住。神戸、徳島市、島根県海士町経由で2023年にUターン。現在はNPOグリーンバレーの移住交流支援センター担当です。
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