何かあるから東京へ

なんでも2009年6月12日

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投稿者:大南 信也

(↑ 表彰式でご挨拶される斉藤鉄夫環境大臣。この後、突然、大臣の携帯電話が鳴り出しました。大臣到着前、「携帯電話は電源をお切りになるか、マナーモードに」と司会者の女性が呼びかけていた手前もあり、会場がドッと沸きました。大臣は恐縮至極…(笑))

10日、久しぶりに上京しました。「アドプト・ア・ハイウェイ神山会議」が平成21年度地域環境美化功績者に選ばれたので、表彰式に出るために。

日本で初めてプログラムを実施し、その後も精力的に活動を継続していることが受賞理由だと思います。11年もやってきたんだからと心の中で呟いていたら、隣の人は35年間もやってると言う・・・(笑)

神山会議にとって、2001年の「ふるさとづくり大賞・内閣総理大臣賞」以来の二度目の全国表彰。

(ですが、前回の賞金は50万円。今回は置時計ひとつ…(笑))

単なる紙切れと言えばそれはそうなんですが、ともに続けてきた活動を振り返ったり、思いを共有したりするには大きな意味があります。

それぞれの担当区間で活動されている関係者のみなさん、これからも自然体で続けていきましょう。(なお表彰状と置時計は、改善センターに置いておきます。ご覧ください。)

さて、(話は変わって)昨日の日経新聞に、インタビュー記事が掲載されました。(菅野敦也さんがコメントで言及されていたもの。)ご参考までに、載せておきます。

顔写真も記事同様に爽やかな感じだと良いのですが、これは如何ともし難い。もし社会面だったら○○犯だって・・・(笑)(2009年6月10日・日本経済新聞中国四国経済面「ここが聞きたい」)

通常、この記事シリーズは「○○できるかどうかが今後の課題」と結ばれることが多い中、「前向きな姿勢を引き継いだ次世代の活動も楽しみだ」と(それこそ)前向きな言葉をいただきました。

ところで、先日、神山を訪れた玉ちゃんこと玉利康延さんが、彼のブログ(TAMALOG)の中で書いてることが頭から離れません。

女木島(めぎじま)、男木島(おぎじま)、豊島、神山、高松を巡った時点で、既におなかいっぱいになって消化不良に陥っていることは予想されていたので、 帰りは飛行機で東京に逃げることにしていたのでした。(東京はあまりにも刺激が無いので、消化するには最適の場所だと、最近は思う)

「東京は刺激が無い。だから東京へ逃げ帰る」

この国に、途轍もない変化が起こりつつあるように感じられてなりません。

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大南 信也

グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。

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コメント一覧

  • 平成21年度地域環境美化功績賞、おめでとうございました。 花より団子が欲しいけど・・・「国」も大借金王だから・・(笑) しかし、新聞記者の記事って、短い言葉で、的確に書きます テレビみたいに、饒舌(じょうぜつ)でないのがいいです。

    2009年6月12日 00:53 | ニコライ

  • 人生幸朗 「まあ、皆さん聞いてください。最近のテレビ。 しょうもないタレントや評論家が仰山出てきくさって、 どうでもエエこと、無責任に並べとる。 お前の話を公共の電波で聞きとうないわ。 誰の許可もろうて、出とるんや。責任者出て来い!」 生恵幸子 「出てきたらどうするんやねん?」 人生幸朗 「謝ったらエエやないか・・・。」 テレビは人に考えさせない。だから最近見るのは、 (起こったことを淡々と並べる)ニュース、 (クイズを含まない)旅行番組に、 (消音モードで)スポーツ・・・(笑)

    2009年6月12日 10:26 | 大南 信也

  • おめでとうございます! アドプトには参加いつかしたいです。 このところ、神山のいい変化が多いので、ちょっとめまぐるしいくらい。。。 「地方の時代」が今、言葉どおりになりつつありますね。 そのドラスティックなチェンジを神山で見てみよう! 都会的な変化ではない、新しい何かが、そこにはある!

    2009年6月12日 12:09 | sasuke

  • sasukeさん、  それぞれの思いを実現する孵卵器の役割を目指したいものです。

    2009年6月12日 18:50 | 大南 信也

  • こんばんは。 しばし、http://tamachan.jugem.jp/ に見入ってしまい。 仰られる、途轍もない変化を、嬉しく思います。 受賞のこと、おめでとうございます。

    2009年6月12日 22:32 | 菅野敦也

  • 菅野さん、 ありがとうございます。 土日だと、岡山から片道2,000円ポッキリですねぇ・・・(笑)

    2009年6月13日 00:31 | 大南 信也

  • 大南さま  お早うございます。 思うよりも至近なのですね。 神山と岡山は、山続きだから…。 さて、Twitterはお使いでしょうか。 世界へつながる点で、神山アートの発信に寄与するのかも(英語がまるでダメな私は、実は英語教材として、オバマ大統領やヨーコONOさんのミニブログを読むために使っているのですが)。 まちおこしツールとして試行する価値がありそうです。 もちろん大南さまのIDは、喜んでフォローさせて頂きます。 ご返信、有難うございます(嬉)。

    2009年6月13日 07:21 | 菅野 敦也

  • 菅野さん、  神山では情報の発信や共有方法として、パソコンのMLを9年間、 ケータイMLを2年間運営しています。 が、活動が広がりを見せてきたので、もう少しオープンな仕組みの方が うまく機能するという感じを持っていました。 Twitterについては存じていますし、実は、IDも持っています。 NHKのニュースで見て、これは神山でもうまく使えそうだ と早速に飛びついた。でも、全く活用はできていないまま・・・。 ぜひとも具体的な活用法などを教えていただければと思います。

    2009年6月13日 18:50 | 大南 信也

  • 大南さま  こんにちは。 以下、お役に立ちますでしょうか――。 イン神山Webサイト専用のTwitter公式ID(例えば、in-kamiyama)を取得され、トップページにRSSスペースを設定。 季節のつぶやきやイベント情報、また、イベントに関する緊急性のある連絡事項について、コアメンバーさんよりパブリックメッセージとしてタイムリーに(無理なく負担なく)配信。 通常は、神山ファンづくりのためのフォロワー募集に応用されるなど、Twitterの活用範囲は広いと思われます――。 以上、お役に立てると幸いなのですが……。 そうして早速、大南さまのIDをフォローさせて頂きました!!

    2009年6月14日 16:57 | 菅野 敦也

  • 菅野さん、 跡を追われるとなれば、プレッシャーを感じます・・・(笑) でも、確かに使えそうですね。先輩に倣って、真似事から始めてみます。 ありがとうございました。

    2009年6月14日 21:49 | 大南 信也

  • 大南さま  お早うございます。 成功の始まりの多くは、真似事の組み合わせ、とお聞きします。 躍動を感じさせるイン神山Webサイトは私のお手本であり、頑張る地域のPR術のロールモデルとして、マイ☆サイトでご紹介させて頂きました。 真似ようとしているのは…、私!? 今後もイン神山の前向きな実践に教えを頂戴したく、宜しくお願い致します。 世界的アーティストさんの輩出を楽しみに、神山地域ますますのご発展と、皆様のご健勝を祈念しております。 しばしの間、ありがとうございました。

    2009年6月15日 06:35 | 菅野 敦也

  • 大南さんと菅野さんのおしゃべりに口を挟むのは気が引けるのですが、アドプトでの実績を認められての受賞おめでとうございます。 10年以上も継続し、日本初の事業として今では全国各地に広まったこの活動。賞に値すると思います。 1998年の7月だったでしょうか。広野支所前で行った第1回目の活動の日を思い出します。そしてそのときの大南さんの名演説、「ゴミを拾ったからといって、あとで清涼飲料を配るわけではありません。美しくなった道路を見て皆さんの心の中には爽やかな風吹き抜けることでしょう」 懐かしく思い出されます。うあー、いけねえー。過去を語りだしたら年寄りの証拠だ・・・・。

    2009年6月17日 04:53 | 中原 亨

  • 1998年6月28日(日)でしたねぇ・・・。 今から考えても、(新聞にもあったように) アドプトとアリスの体験の共有が大きな力に つながったんだね・・・!

    2009年6月17日 11:04 | 大南 信也

  • あらためて、6月10日の日本経済新聞を見させていただきましたが、トオルちゃん並みに、大きく載っておりました。 “ 何が ?” ・・・・いや、 “ お顔が ”・・・。ぎゃは! (し・・・し・・失礼いたしました。)

    2009年6月17日 23:49 | ニコライ

  • 今度はまじめな話です。 きたる7月5日(日)に、企業グループのアドプトが行われます。 「参加者募集!」の「社内ちらし」が回ってきたのですが、 その中に、 “アドプト 参加団体は、今や、137 団体、登録人数 16,198 人、実施区間は96.7 Kmに達しました。 今回はアドプト加盟の137 団体の統一清掃日であり 、 吉野川河口から祖谷まで全流域で一斉に清掃作業が実施されます。” 云々(うんぬん)とありました。 大南様。大きく広がったものです。 (いかん。こんなの書いたら、“ ニコライさん、うちらのアドプト、今度はいつしましょう?”ってすぐ電話がかかってくる) あは!

    2009年6月18日 00:09 | ニコライ

  • ニコライさん、 > 大きく載っておりました。    → 今後はツーショット以上で・・・(笑) > アドプト、大きく広がったものです。    → 県全体では、登録人数は3万数千人らしい。

    2009年6月18日 07:14 | 大南 信也

  • あー。この言葉の意味、勘違いされてしまうとちょっと困るので、きちんとご説明をしておきますとですね。 最近、京都にいても、金沢にいても、高松その他島々にいても、もちろん神山に行ったときもですが、文化資源、自然環境等々ふくめて、あまりにもネタがありすぎるというか、ずうっと写真を撮りっぱなしになってしまって、インプット量が膨大になってしまうのですね。とてもいいことなんですけれど。 それで、たまに東京にいくと、あっちはあっちで消費的な、広告に影響されたものばかりじゃないですか。もうそんなものには微塵もインプットできるようなものはないんですよ。今現在広告に踊らされている人だって、多かれ少なかれそれに気がつくんじゃないでしょうか。なので、影響されるものがまったく無くって、逆に頭が真っ白になっていいかな、というか(笑)なにごともバランスです。 なのでまた二週間も東京にいるとどんどん頭が鈍感に鈍くなっていくので、外に出たくなるわけです。(現在京都より)

    2009年6月26日 04:21 | tamachang

  • この間改善センタ~へ行くと、机の上にきれいな高価なような時計がおいてあったので「これは誰んで」と工藤さんに尋ねると、その「いわれ」を話してくれました。           環境大臣表彰                           アドブト・ア・ハイウエイ神山会議(21・6・10)        の記念品ということをその時に知りました。日経新聞も読んでおらず、失礼ながらこの日まで情報なしでした。      2001年(平成13年)には総理大臣賞も受けておられるとのことでしたね。 表彰から1か月経過していますが「慶びは遅れてもかまわん」という神山の言い伝えにより、遅まきながらお喜びもうしあげます。                             また、頑張ってください。 

    2009年7月5日 11:02 | 稲飯 幸生

  • 稲飯先生、お祝辞ありがとうございました。 本来なら、代表の 大南さんから、お礼を申し上げるところですが、 現在、「行方知れず」(笑)ですので、 代わりにお礼をもうしあげます。

    2009年7月6日 00:02 | ニコライ

  • お言葉ありがとうございます。 評価してもらうためにやってる訳ではないですが、 一緒にやってきた仲間と受ける勲章のようなもの。 命の限り頑張りましょう。これからも・・・(笑)

    2009年7月6日 03:24 | 大南 信也

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