寄井長屋の「樋・屋根」修理しました。

なんでも2022年5月13日

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投稿者:ニコライ

レトロな建物「寄井長屋」の修理をしました。
発端は、KAIRの あの方 からの依頼。
「寄井長屋の樋(とい)が、風で吹き飛ばされそうだから、直して頂戴・・・」
 


現場に着くと、縦樋(たてどい)が取れそうになっています。
了解! と
安 請負したものの
よく見れば、二階屋根の 樋(とい)も まったくありません。
  ↓

二階、「戸袋(とぶくろ)」の板も一部 破れて ありません。


その上、なんと屋根を見れば、豆千代さんの店舗との境。
屋根のトタンが、はがれています。
うわぁ・・いつからこの状態?
こりゃ素人で、修理するのは無理です!
KAIRがいつもお世話になっています大工さんの

「白土さま」に、頼み込み 
見てもらうことに。
「足場をせずには工事は無理・・」とのこと
「足場を組むのを手伝うので安くして・・とお願い。

足場面積は 横25m×高さ5.4m=135㎡ あります。
㎡ あたり 800円の単価と推定しても
 通常は、足場代金として 108,000円 はかかります。
これを、なんとか無料にしてもらおうという魂胆。(苦笑)
(設置は3人がかり でほぼ一日を要します)
2022.5.3(火)「白土」・「杉本」・「ニコライ」の3名で足場設置。
鉄は重い
下は、杉本 哲男氏
2022.5.6(金)には、二階の横樋 全長25mを 設置しました。
下の写真はかけ終えたところ。

2022.5.8(日)には、午前9時から12時まで「足場」7割の 撤去しました
二階の樋かけが完了した為。


2022.5.9(月)二階「戸袋」の修理。
昔からある木肌と合わせる為、バーナーで焼いて、「焼杉」にしました。
(やってみて気が付いたのですが、どちらの面を焼いても良いということではなく・・
どの面を焼くかよく考えてからでないと、無駄に両面を焼くことになってしまいます)

30cm幅の板を3枚張り替えたのですが、知らなかったので、1枚は両面焼くはめに
なってしまいました。(涙)

ビス止めする笑顔の「白土」様

2022.5.11(水)茶色に塗装したトタン屋根が出来てきたので、取りに行き、
昼から、運よく雨が止んだので、(無理を言って、)白土様に屋根に登ってもらい、
トタンを張ってもらいました。

あぶねぇ・・怖いっ

反対の屋根の方から、命綱である「ロープ」を引っ張ってきて、自分の「安全帯」に
「とっくり結び」でつなぎ、作業をするのですが、
・・・あれ?「とっくり結び」ってどうやっていたかな、
(私みたいに)、こうかな? 間違えちゃったな・・なんて言っていたら、
下まで落ちて死んでしまうわけです。あはは
ともあれ、完成
屋根は上部と下部 トタン2枚張っています。
継ぎ目がわからないくらいピタッと貼っています。
傘釘だけでなく、継ぎ目にリベットを打っているのです。
素人では、そこまで考えつきません。さすが玄人!
仕事が 違います!
ともあれ、雨になる前に完成してよかったです。
一番 危険な所の工事が完了したので
〇 KAIR副会長 佐藤英雄様
コーヒーや お茶のお差し入れ、ありがとうございました。


(台所の雨漏りは今日、午後 雨なのでまた見ておきます。)

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ニコライ

好きな言葉: プリテンド(pretend) 信条: 「神山」の進化と向上に貢献する。

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