阿波ぶらり散歩(8)大落の滝

なんでも2011年5月18日

稲飯 幸生

投稿者:稲飯 幸生

– 大落の滝と伊津保の滝 –

吉野川の支流の鮎喰川はその上流にいくつかの滝があり、その美しさに惹かれて訪れる人が多い。上﨟の滝・雨乞いの滝・神通の滝・魚止の滝など、それぞれ滝のいわれや伝説があり親しまれている。

「大落の滝・伊津保の滝」は今まであまり知られていない滝であるが、最近になって地域の人々がこの滝の美しさを知ってもらおうとグループを作って滝の周辺の整備をすすめている。滝は神山町上分字江田にあり、国道438号から上分川又で町道に分かれ約2キロそこそこで滝の入口に到着する。ここから約100メートルほどの山道を歩くと滝に到着する。入口には標識があり、地域の人々が造花を飾り、木製の簡易椅子なども設けられている。

この滝は二つの小川の合流地点にあるため、約20メートルの間隔で落下する二つの滝が見られるのが特徴である。 あまり大きな滝ではないが同じような二つの滝が並行しての眺められるのが珍しい。正面から左側の滝が「大落の滝」で右側を「伊津保の滝」という。二つの滝を同時にカメラに収めようとしたが両岸から大きな岩石が突出していて、地形の関係で無理であったので「伊津保の滝」の写真のみを掲載した。

この「大落」「伊津保」の名は古くからあるが、その由来については地域にも伝わっていないようである。

徳島史学会 稲 飯 幸 生(神山町)

稲飯 幸生

稲飯 幸生

神山町文化財保護審議会長。

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コメント一覧

  • 案内標識から滝に向かう遊歩道まで、 すべてが江田地区の皆さんの手づくりですよね。 それらの一つ一つから、思いが伝わってきます。

    2011年5月19日 08:22 | 大南 信也

  • さすがに、稲飯先生! 素晴らしい構成、明快な文章でございます。 しかし、「大落」「伊津保」の読み方・・・ わかりません。 「おおおち」、「いつほ」でよろしゅうおますか

    2011年5月21日 00:55 | ニコライ

  • 稲飯先生の素晴らしい文章や考察力、発見力にいつも敬服しております。

    2011年12月9日 19:05 | sasuke

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