【レポート】神山町国際交流プロジェクト_イングリッシュサマーキャンプ開催!

なんでも2023年8月9日

投稿者:秋山 千草

2017年から行われている「神山町国際交流プロジェクト」
今年は、昨年から引き続き「町内国際交流会」を行いました。
「町内国際交流会」は、近隣に住む外国籍の方と小学校高学年〜高校生までが英語で交流するイベントです。

今年は、どんなゲストと、どんな内容で行われたのか。
一緒に企画運営を行ってくれた石原ゆりさんがレポートしてくれています。

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夏が始まったばかりの先日、「小さなチャレンジしてみませんか?」をテーマに2023年国際交流イベント『イングリッシュサマーキャンプ』を開催しました!

 

 

今回は外国人ゲストとして北イングランド出身のルーファスさん、イスラエル出身のトメルさんをメインに、日本語スタッフのちぐさ(神山つなぐ公社)とゆり(森の学校みっけ)、そしてサポーターのホアン先生(ALT)で企画運営を進めさせていただきました

 

「小さなチャレンジ」って、色々な形があると思うのです。
新しい場所に行くこと、喋ったことない人と時間を過ごすこと、知らなかった事を知ること・・・

今回は始まる前に英語で質問が書かれたビンゴ形式の紙を配布し、イベント終了までにできる限りうめるというチャレンジをひとつ、運営側からみなさんに提供させてもらいました
(ビンゴになったら、景品もあるかも!?)


さて少し緊張した面持ちで始まったイングリッシュキャンプ・・ドキドキ
まず初めにスライドを用いてゲストのお国紹介タイム

トメル「イスラエルは砂漠地帯で、神山と全く違う風景が広がっているんだよ」

ルーファス「僕の生まれ育ったところは、ロンドンから歩くと24時間くらいかな」

など、分かりやすい写真とユーモアのある紹介で参加者さんの心をググっと掴み、場を和ませてくれました

 

お次は参加者さんからも「楽しみ!」の声が多かった異国食クッキングの時間です

まずは2チームに分かれて料理の行程クイズ!
ワードリストと見比べながら英語で書かれたレシピを並び替え、これからやることを把握していきます


こちらはイギリスグループ、pimm’sという伝統的なドリンクをつくります。

きゅうりやハーブ、果物を混ぜて、
「ジンジャーエールが合う?レモネードがいいかな?」
「具材はどれくらい入れる?」と一番おいしい組み合わせを求めて実験が始まります

味見もできて、みんな嬉しそう(笑)
 

 

おなじくイギリスグループはパンケーキもつくります。
火付けが得意な子が火をつけてくれたり、みんな自分の得意分野で協力しながら進めていきます。
パンケーキと言っても薄いクレープのようなもので、イギリス風パンケーキは砂糖とレモン果汁が必須!なのだそう。ルーさんが味付けの見本でたっぷりのレモンをかけます!

味見をしたみんなは「美味い!!」と悶絶していました
 

 

対してこちらはイスラエルグループ
伝統料理のシャクシュカ(イスラエルのトマト煮込み)をつくります
切りたい!炒めたい!とみんな挑戦してみたいことがたくさん!
 

こちらは料理好きな参加者さんが片手で卵を割っている!?シーン
だんだんとキッチンがいい匂いに溢れていきます

シャクシュカをつけて食べるための棒巻きパン作りはみんなで一緒に♪

実は生地は数人の参加者さんが朝早く集まってこねてくれたもの
その生地をまるで自分の子のようにかわいがって丸めている姿が印象的でした
振り返りでも、「みんなで火を囲んでパンを焼くのが楽しかった」という言葉が多かったように感じます
  

 

待ちに待ったランチタイムは、みんなの美味しい感動の声が響き渡っていました!



 

(写真は川と緑を背にルーファスさんと対話をする高校生参加者さん。美しい光景!)
 

食事のあとは近くのグラウンドに移動してイギリスの伝統スポーツ「クリケット」を体験しました

(みんなだんだん慣れてきて、ルールに関して積極的に英語で質問をしている子もちらほら)
 

(おそらくボールの投げ方をレクチャーされてる写真なのだけど、とてもいい笑顔)

 

音楽が得意なトメルさんのオリジナルミュージックに合わせて爆弾ゲーム!
みんなでカントリー・ロードを英語で歌ったりもしました

 

楽しい一日がすぎるのは本当にあっという間。
最後は、コットンフィールドに帰ってきてから振り返りの時間をとりました

(以下、参加者さんからの感想を一部抜粋)

・「元々料理が好きで、英語を使って海外の食事を作れたのがとても楽しかった。家でもつくりたいなと思った」(高3)

・「英語はそんなに得意意識はなかったけど、イントネーションとジェスチャーでも伝わるんだということが分かった」(小6)

・「みんなが笑顔で楽しそうにしているのが嬉しかった。町で見かけたら遠慮しないで声をかけてね」(ゲスト)
 

など、充実した時間を過ごせた声が聞こえてきました
(最初に紹介したビンゴもうめてもらい、みなさん景品にチョコレートをゲットしていました)

今回の一日を通して、改めて英語は心の距離感を縮めてくれる便利なツールだと実感しました

みんなの個性あふれる笑顔やポーズが、だんだんと心を開いて行ったのを物語っているね

 

今回のイングリッシュキャンプに乗り込んできてくれたみんな、本当にありがとう!

Hope to see you all again soon!

 

 

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みなさん、最後までレポートをお読みいただきありがとうございます!

当日の様子は、かみやまchでも公開されていますので、そちらもぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=I1Tz3lWItLg&t=39s

今回の参加者同士が、まちで偶然再開した際、
自然と英語で挨拶する様子が生まれると良いですね。

企画に加わってくださったゲストのみなさん、ゆりちゃん、教育委員会の岡田さん、
本当にありがとうございました。


 

秋山 千草

東京都練馬区出身。神山つなぐ公社ひとづくり担当。下分から鮎喰川沿いを自転車で走るのが心地よい。踊りと美味しいご飯が好き、そして大人だけど「遊ぶ」のが大好き。

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