子ども食堂、開催しました!

なんでも2023年11月15日

投稿者:rino

 

みなさん、こんにちは。
りのです。

開催から1ヶ月が経とうとしていますが、10月21日に開催した「子ども食堂」の振り返りレポートです。

午前10時。集合場所へ行くと、徐々に集まってくる子どもたち。
集合したらあゆハウスに向かい、あゆひろばでさつまいも掘り!!
(あゆひろばとは、あゆハウスの裏にあり、今年から借りている畑のことです。)
軍手をはめた子どもたちは、自らの手で土を掘り、次から次にさつまいもが、、!
あっという間の30分で全てのさつまいもの収穫ができました。

さつまいもの収穫が終わると、あゆハウス内でご飯作りをします。
栗ごはんおにぎりを作る子、ソーセージ作りをする2グループに別れます。
土鍋で炊き上げだ新米の栗ごはんを手で握っていきます。
ごまで顔を描いたり、形はさまざまなおにぎりが完成しました。


ソーセージ作りは、参加してくれた子どもたちのほとんどが初体験です!
お肉が固かったり、はじめで苦戦することもありましたが、
なんとか完成することができました。
子どもたちが息を合わせて「せーのっ!」と声をかけながら、作っている姿が愛おしかったです。

そして、完成したごはんをカウンターの上に並べて、ご飯の時間。
お皿に自分の食べられる量を盛り付け、同じテーブルの子が揃ったらいただきます。
「おいしい〜」「おかわりしたい〜」と嬉しい言葉が次々に飛び交います。
子どもたちに感想を聞きに行ったり、一緒に食べると子どもたちの感想にご飯がよりおいしく感じます。
ご飯を食べ終わった子たちは自分でお皿を洗って片付けると、子どもたちの遊びが始まり、
賑やかな時間でした。


 (つながりのあるご飯を、子どもたちに作りたくて、たくさんの方に協力してもらってできたメニュー。
 子どもたちが握ってくれた「「栗ごはんおにぎり」。お米はあゆハウスも関わらせていただいている、
 上分・江田集落のエタノホさんの新米をいただき、栗は自ら収穫に行きました。
 徳島の郷土料理である「そば米汁」を学校の先生に手伝っていただきました。
 大学芋は神山校で収穫したさつまいもを使いました!)
 
ご飯を食べ終えたら、学校へ移動します。
遊び担当のスタッフが考えてくれたサイン集めゲームをします。
15分で参加してくれた子に質問をしながら、サインを集めて、交流をします。
イベントで初めましての子たちも、サインをもらいに行き、交流する姿を見ることができて
微笑ましい気持ちでした。
そのあとは、鬼ごっこが始まります。子どもたちが話し合いルールを決めて行いました。
小学生も高校生も親御さんもみんな全力で走り回り、楽しい時間でした。

イベントも残り30分。午前中に収穫したさつまいもで作った焼き芋と、手作りしたソーセージが届き、おやつの時間です。
あつあつの焼き芋をおいしそうに食べる子どもたち、中には高校生に自分の焼き芋を分けてくれる子もいました。ソーセージは子どもたちは作るのでお腹いっぱいになったのか、大人に人気の味でした。

おやつの時間が終わったら、全員で輪になって振り返りの時間です。
近くの仲間とグループとなり、感想を伝え合いました。
「さつまいも掘りが楽しかった〜」「ご飯がおかわりしちゃうくらいにおいしかった〜」
「たくさん走ったけど、まだ走りたい〜」「ソーセージ作りで難しかったけど初めてできてよかった〜」
と、子どもたちの素直でまっすぐな声を聞くことができて、いい時間でした。
神山の3小学校に通う子どもたちの交流の場となって、親御さんにも喜んでいただくことができました。

メニューのポップ作りまで準備することができず、ご飯を作っているのを見守りながら書いていたら、
作業を終え、手伝ってくれる子。
指示が全体に届かなかったら、子どもたちが「せーっの!」と声を合わせて、
子どもたちが子どもたちを呼び掛け合い、私を助けてくれる子。
最後の振り返り後、「みんなの前では恥ずかしくて伝えられなかったけど・・」と直接感想を伝えてくれる子。真剣な眼差しでご飯の説明を聞いてくれる子。

私が子どもたちに遊んでもらったり、新たな発見をさせてもらっているから「ありがとう」の
気持ちを返せらいいなという思いもあり、企画したイベント。振り返ってみると、伝えたい「ありがとう」という気持ちがさらに大きな「ありがとう」と、なりました。
どんなこともまっすぐで、全力に取り組む子どもたちからたくさんのエネルギーをもらい、
たのしく時間を過ごすことができました。

参加してくれた子どもたち、親御さん、
一緒にイベントを作り上げてくれたサポートのみんな、
ご飯の材料や料理を協力してくださったみなさん、
たくさんの方のサポートがあり、実施することができました。
ほんとうにありがとうございます。

読んでいただきありがとうございます。

rino

城西高校神山校3年生/あゆハウス三期生 神山に来て、暮らしを大切にしている中で見えてくる小さなしあわせを感じながら生活しています。

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