『行こう、鮎喰川!』  〜あゆリーダー 川遊びの安全管理研修編〜

なんでも2024年6月20日

投稿者:ikouakuigawa

 

今年もはじまりました!「行こう、鮎喰川!」。

この活動は、今年で3年目を迎えました。
地域の先達に自然の中での様々な遊びを教えてもらいながら、世代を超えた関係を育むことを願って、
一昨年は小学校、そして去年からは地域での取り組みもはじめ、活動を積み重ねてきました。

去年の活動の様子はこちらをご覧ください。

 

今年も子ども達との活動に先駆けて、ボランティアスタッフ、「あゆリーダー」の川遊びを安全に行うための研修を実施しました。
この日は、地元の県立高校:城西高校神山校、神山まるごと高専、2校から学生が総勢12名が集まってくれました。
そして去年、高校を卒業して町を離れたメンバーが、このタイミングで神山町へ。
OGとして一緒に活動をしてくれました。
行こう鮎喰川を一つのきっかけに、神山が帰る場所になっていることをスタッフ一同嬉しく感じました。

 

さあ、研修スタートです!

午前中は、
地元神山消防署の皆さん(救急救命士の方など)にお越しいただき、
川での活動のリスク対応について学びました。

2つのグループに分かれて
【危険予知訓練とライフジャケットの使い方、訓練ロープを用いた救助法】

【AEDの使い方と怪我の対応】
について学んでいきました。

 

まずはライフジャケットの付け方です!


ライフジャケットはつけたら格段に事故の可能性が下がると言われています。
流されたり・溺れたりを防止する、身体のサイズに合わせてつけるといった正しい付け方を学びました。

危険予知では、絵を見て川遊びでの危険なポイントを見つける練習などしました。

ロープでの救助法は1人1人が実践!なかなかロープを投げることが難しい。。何度もチャレンジしました。

 

川での1番の危険は溺れること。
続いて、AEDの使い方、救急車の呼び方、虫刺されの対応など、事故や怪我が起きた時の対応をケースワークで体験的に学びました。


ポイズンリムーバー。マムシや毒虫に刺された時、応急処置的に毒抜きをする道具。実物を触りながら使い方を学びました。


人工呼吸〜AEDの使い方も機材を使い、実践に近い形で体験しました。

 

ナマズやうなぎの生態についてや、子どもの頃のころの体験をお話ししてくださる消防の方もいました。
何かあったら必ずお世話になる神山消防の皆さん。行こう鮎喰川の活動を知ってもらい、メンバーと親しむ機会にもなりました。

神山消防署のタナカさん、ミカワさん、カワノさん、ヤスオカさん、ありがとうございました!

 

午後からは、吉野川をメインフィールドとして「川と人をつなぐ」活動を行う「川塾」代表のぺぺこと塩崎健太さんから「川遊び」を学びました。

今回は次回の活動に向けて、網での魚取りと見釣りにチャレンジしました!

ぺぺさんにやり方を教わり、いざ実践!

二人一組で一匹捕まえるチャレンジです!


魚以外もエビやヤゴやカエルなど様々な生き物が集まりました。

実践後は集まって、取れた生き物の観察やどんなところに生き物がいたかなど、学んだこと・気づいたことをシェアしました。

最後にぺぺさんから、子どもを見るスタッフとして、靴や服装などについてもレクチャーを受けました。
「誰かの助けになれるように、あるものでいいけど、自分の装備をいつもより一つ備えを上げること。」
今年からジョインするメンバーも多い中、スタッフへ心を向かわせる機会もいただきました。

活動終了後、学生メンバーから「飛び込みしたい」とぺぺさんにお誘いの声が。
気持ちよく応えてくれ、飛び込みまでして別れました。

ぺぺさんはなんと、後日「約束したから」と、魚つきを教えに再びメンバーと時間を過ごしてくれていました。
ぺぺさんの指導のもと初めてギギを捕まえたとの報告が!
この活動を通じて若き先達が誕生するかも?!

去年からお世話になっているぺぺさんとも、川の活動を通じて神山と、メンバーと、関係が深まっていること、嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。

ペペさん、ありがとうございました!!


とった魚やエビは唐揚げにしていただきました。


当日活動の最後は今日学んだこと・気づいたこと・感想などをサークルになって分かち合いました。

●ドジョウが取れて嬉しかった。

●子ども達との活動が楽しみ。

●とれた魚やエビが美味しかった。

●とれた魚は思ったより小さかったけど、川のことを知れてよかった。次回も参加したい。

●去年いた先達Jr.(川遊びが達者なボランティアスタッフの呼び名)のようにナマズをつけるようになりたい。

子ども達の活動を通してはもちろん、去年の活動を経てボランティアスタッフの中でも川遊びの文化が育まれていることを感じました。
神山の美しく豊かな自然と共に生きる暮らしが次世代にも続いていきますように。

活動を今年も積み重ねていきたい。

報告者*神山つなぐ公社:中村奈津子

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この活動は、
まちを将来世代につなぐプロジェクト
2−7 地域の先達に学ぶ、防災教育を兼ねた 「子どもの自然体験」の促進
に基づいて、行われている活動です。 

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〜お知らせ〜
「行こう、鮎喰川!」では、FacebookInstagramでも活動の様子を発信しています。

関心のある方は、ぜひ更新を楽しみにお待ちください。

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〜「行こう、鮎喰川!」参加者募集中〜

詳細は後日UP予定です!

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ikouakuigawa

まちを将来世代につなぐプロジェクトの中の施策2-7「地域の先達にまなぶ、防災教育を兼ねた「子どもの自然体験」の促進」の取り組みを紹介しています。 神山つなぐ公社(田中泰子、秋山千草、中村奈津子)を中心に、高校生・大学生スタッフが運営しています。

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