
『行こう、鮎喰川!』 〜あゆリーダー 川遊び、生き物探し研修編〜
なんでも2024年10月19日
まだ川に入れる!気候の9月の終わりに、放課後の時間を使ってあゆリーダーの研修を行いました。
※あゆリーダーとは?
「鮎喰川が大好きでたまらない」「こどもと関わる仕事をしてみたい」という高校生や大学生たち。ともに場をつくるボランティアスタッフです。
今回の研修は「川遊び、生き物探し」研修。
吉野川をメインフィールドとして「川と人をつなぐ」活動を行う「川塾」代表のぺぺこと塩崎健太さんを講師にお迎えして、川の生き物について教えてもらいます。
まずは、リーダーの川遊びの身近さについて声を聞きました。
「夏は毎日のように川へ行っている!」人から、「ライフジャケットをつけないと深いところは怖い。。」人まで。
それぞれのチャレンジバイチョイスで、
⚪︎ナマズを探すチーム
⚪︎ドンコを探すチーム
に分かれていざ!実践!
それぞれ30分の時間を目安に、川に顔をつけてひたすら探します。
ナマズチームは深いところへ潜りに、
ドンコチームは足のつく範囲を探してまわりました。
「いた!!!」
ジンゾクと呼ばれるヨシノボリの仲間より一際大きな魚を発見!
見事捕まえました!!!
が、、、ぺぺさんに見せると、こちらは「ドンコ」ではなく「ヌマチチブ」ということがわかりました。
ドンコはすっかり数が少なくなってしまっていて、夏はプログラムで毎日のように川で遊ぶぺぺさんも、一夏に一匹見れるか見れないか、だそう。
この日ドンコに出会うことはできませんでした。
ナマズチームは、何匹か発見することに成功した様子!
一度集まって、どんな生き物が、どんな場所にいたのかシェアリング。
一口に川といえど、深さや流れの速さ、そこの石の状況など、多様な環境があります。
それぞれの生き物たちはどんな場所が好きなのか?
体験を通して川を見る目が養われていきます。
続いては「ウナギ探しへ!」
どんな場所にいる?を想像しながらそれぞれまた30分ほど探してまわりました。
「いた!!!!」発見しました!
岩のくぼみからひょっこり顔を覗かせていました。
みんなで観察。
ウナギは夜行性なので、日中はこんな風に隠れていることが多いそう。
そこを狙ってウナギを捕る時に使う道具もぺぺさんが教えてくれました。(ウナギを実際に捕るには、漁業券が必要です)。
似たような場所にカニの姿もよく見ました。
秋になって日が暮れるのも早くなり、18時にタイムリミットで岸へ。
最後はぺぺさんへ挨拶。
川の解像度が上がる時間。放課後の2時間程度の活動とは思えない充実した時間でした!
ぺぺさん、ありがとうございました!!!
このプロジェクトがスタートさせた年のリーダー研修の時に、NOBU-Gが言ってくれた「自分たち(あゆリーダー)自身も楽しんで!」という思い。
これからもプログラム実施に向け、リーダーたちも楽しみながら、遊びながら、力をつけていけるよう、取り組んでいきたいと思います。
報告者*神山つなぐ公社:中村奈津子
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この活動は、
まちを将来世代につなぐプロジェクト
2−7 地域の先達に学ぶ、防災教育を兼ねた 「子どもの自然体験」の促進
に基づいて、行われている活動です。
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〜お知らせ〜
「行こう、鮎喰川!」では、FacebookとInstagramでも活動の様子を発信しています。
関心のある方は、ぜひ更新を楽しみにお待ちください。
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ikouakuigawa
まちを将来世代につなぐプロジェクトの中の施策2-7「地域の先達にまなぶ、防災教育を兼ねた「子どもの自然体験」の促進」の取り組みを紹介しています。 神山つなぐ公社(田中泰子、秋山千草、中村奈津子)を中心に、高校生・大学生スタッフが運営しています。
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