農業を将来世代につなぎ、伝統的な食文化を受け継ぐ
なんでも2019年5月23日
本記事はイン神山内の「ほぼ月報」という枠組みの中で執筆しました。2019年〜2021年までは神山つなぐ公社が「まちの様々なプロジェクトのいま」を、2022年以降は神山つなぐ公社とグリーンバレーで「神山に関わるみなさんと共有したいまちのできごと」をお伝えしています。
2019年5月から、プロジェクトのいまを「ほぼ月報」という形で毎月お届けしていきます。「農と食文化」では、神山の農業を将来世代につなぎ、伝統的な食文化を受け継ぐ「フードハブ・プロジェクト」の取り組みをはじめ、まちの中の農業に関わるプロジェクトに触れていく予定です。
イン神山編集部・藤本の視点を織り交ぜ、「地域や将来世代に農業をつなぐってどういうことだろう?」と問いかけながら少しずつ試みていきたいと思います。
●伝統的な食文化|神山の味
神山には、地域の食文化を受け継いできた「生活改善グループ」という会が長年続いています。1978年には、同グループが『神山の味』という郷土料理と食文化の本を出版しました。
地域の人たちが家庭内で受け継いできた料理のレシピが集められ、伝統の味を大切にしつつも現代でも再現できるよう、一冊の本にまとめられました。レシピには、料理のコツが添えられるなど丁寧な説明で書かれています。
出版当時、ふるさとの味が薄らぎ、忘れられようとしている社会背景があり、「次代に伝えなければならない…」という人々が立ちあがりました。当時もまた、現代社会と同じくふるさとの味を掘り起こそうという機運が地域の夫人から高まったそうです。
料理のレシピを残すことで、将来につながる地域の味と食文化。誰かがつくるごはんの美味しさを味わうことのできる喜びも、受け継いでいけたらと思いながら読みました。
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フードハブ・プロジェクトの近況や取り組みはこちらから
・『かま屋 通信』2019月4月号特集は「やまちゃんのアメリカ研修」
<執筆:藤本彩>
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