こんにちは。

はじめて投稿します、工芸工業デザイン学科の金工の小谷松このかです。

徳島暑いです！

村の人々は私達とは初対面なのにまるで夏休みに帰ってきた孫のように、親切に出迎えてくれます！
村の人々の温かさに触れて、元気一杯頑張っていかなきゃ！と暑さなんかに負けてられません。
いい作品、作っていくぞー！

滞在の日数を重ねる度に、神山の良い所が見えてくる、そんな印象を神山町に受けました。

さて、近況報告をさせていただきます。

７月31日、８月１日に神山アート実行委員会とムサビの芸術文化学科が主催する｢カミヤマート2010　ノンストップ！にじむごしょくのなぞ｣に見学&撮影をしにお邪魔させていただきました。
私の見解と個人的な意見を交えつつ紹介させていただきます。

内容は、休校になった上分中学校で、水墨画をテーマにムサビ生と子供達がワークショップを開いて最終的には皆で１つの大きな作品を作るというものでした。

暑さに負けずに子供達は皆、本当に元気で、積極的に参加をしていました。

１日目、墨をすることから始め、最後には落鑑を押す所まで、ムサビのスタッフと先生方は水墨画とはどんなものなのか、体で墨に慣れつつ、子供達に教えていました。
１日目はモチーフを見て描き、２日目はモチーフは無くてイメージで描くことに挑戦していました。

学校に前の川辺を観察しながらスケッチをしたり、川辺では皆元気一杯！！石にドローイングをしたり、または神山でとれた色んな形の美しい夏野菜をモチーフとして描いていました。神山町の大自然の中にある学校だからこそできるワークショップだなと感じました。

ムサビの芸文学科のスタッフさんが大きな画面に力強いお手本を子供達に見せたりして子供達には刺激一杯受けていました。

そしてやさしくフォローしてあげたりするうちに、子供達が皆心を開いて、スタッフと子供達の距離が近くなって、皆が１つのチームになっていました。 皆で大きな作品を作っていく事は、たくさんの大きな意味があり、またそのできていく過程を、見学させていただいて、さまざまに考えさせられました。

できた水墨画は美しかったです。

モノトーンの世界と思っていた墨の世界は実は、水の多さや墨の濃淡、書き順によって、青みがかったり、乾燥した後は色が薄いグレーに変わったり、色の幅がたくさんあるんだなと、私も勉強になりました。

乾かないとわからない未知を水墨画に受けました。

落鑑を子供達自身で作り、画面に落鑑の位置を押す最後の最後まで細部を細部に気を配って制作することは、学校ではできない大切な経験となったのではないでしょうか。

3つの班に別れて制作していて、チームもそれ皆それぞれ雰囲気が違い、描く環境やメンバー、によって作品にも色んな違うカラーが出るという事は物を作る環境は本当に大切なんだとつくづく感じました。

出来上がった大きな作品の前に子供達は達成感で一杯でした！

子供達のご父兄の皆様も２日通しで熱心に見にこられて、暑い中、本当にお疲れ様でした！

私は今後、神山で寄井座の看板を主に制作します。この神山町のおいしい空気を吸って、素敵な環境で、良い作品を神山町に残していかなければ・・！と思います！

子供達のパワーに負けないくらい、いいものを作らないと！と今回見学させていただいて、良い刺激になりました。

見学&撮影させていただいて有難うございました。

神山アート実行委員会の皆様とムサビの神山アーツのスタッフ皆様、２日間お疲れ様でした！
２日目の夜のバーベキューも、ご馳走さまでした!!焼きそばとお肉、おいしかったです！ほくほくのじゃがいも、おいしかった～。

そして、桜花連の皆様の阿波踊り、素晴らしかったです。感動のあまり鳥肌が・・。

阿波踊りコンテストで私は桜花連オリジナル手拭いをゲットしてしまいました。大事に使わさせていただきます。

連長さん、爽やかで、めちゃめちゃかっこよかったです!!
（byジュリ）
8月12日から始まる徳島阿波踊り、とっても楽しみにしています。私達は13日に見に行く予定でいます。

ではまた投稿します～！

小谷松このか