晩秋のトスカーナ(2)

なんでも2010年12月5日

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投稿者:大南 信也

(↑ 朝日に輝く「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」の威容。月並みだと言われたとしても、やはりフィレンツェのランドマークです。時代を超えて人々の愛され、強烈な印象を心に刻みます。2010年11月5日07:28撮影)

二日目の朝、時差ボケもあり、5時半過ぎに目が覚めました。「朝日に照らされるフィレンツェを眺めに行こうか?」と、相棒と相談。コートの襟を立てて、ミケランジェロ広場に向かいました。

朝露に濡れた石畳。、レプッブリカ(共和国)広場もシーンと静まり返っています。(2010年11月5日05:58撮影)

昨夜の喧騒がウソのように静まり返ったヴェッキオ橋を渡り、アルノ川に沿って東に進んでいきます。

川面に街灯の光が細長く映り、幻想的です。目指すミケランジェロ広場は、グラツィエ橋の向こうの小高い丘。(2010年11月5日06:19撮影)

街はまだ眠りの中。落ち葉を踏みしめる音だけが周囲に響きます。

空が青みを増してきました。また、街の至るところに教会があり、鐘楼が建っています。この先にも一つ。(2010年11月5日06:25撮影)

広場に向かって緩い坂を上ると、城門(市内への入り口)にたどり着きました。これを越えると城外。厳つい門兵が立っていたでしょうねぇ。ここに、きっと!

ルネッサンス期、フィレンツェの市街地の南側を囲っていた城壁の城門。残していますよねぇ。ちゃんと!(2010年11月5日06:29撮影)

歩くこと約一時間。ミケランジェロ広場に到着です。でも、朝霧に包まれて、ぼんやりとしか見えません。 残念だなぁ…。

フィレンツェの秋は一年で一番雨の多い季節(月間100mm程度)で、霧もたびたび出るらしい…。(2010年11月5日06:45撮影)

日が射して気温が上がれば、その内にすっと消えてくれるだろうと希望的観測…?!まあ、それまでに「ダヴィデ像」でも見ておきましょう。

ミケランジェロ広場に立つダヴィデ像。これはレプリカで、本物はアカデミア美術館にあります。でも、これはこれで見事です。(2010年11月5日06:52撮影)

で、予想通り時間の経過とともに、景色が変化をしていきました。

ミケランジェロ広場から見たフィレンツェ市街のパノラマ写真(1)。(2010年11月5日06:47撮影)

ミケランジェロ広場から見たフィレンツェ市街のパノラマ写真(2)。(2010年11月5日07:20撮影)

ミケランジェロ広場から見たフィレンツェ市街のパノラマ写真(3)。(2010年11月5日07:28撮影)

ビバ!と歓声を上げて、記念撮影です。「はい、フォルマッジョ!」

それにしても、いつも同じ表情されてますねぇ…(笑)。(2010年11月5日07:30撮影)

たまにボクも入ります。でないと、「いつも僕だけさらし者にしやがって」と相棒に叱られますので…(笑)。(2010年11月5日07:30撮影)

ボチボチ下に降りましょうか。で、これが見納めになるかもしれので、もう一度、しっかりと!

後ろ髪を引かれる思いで、もう一度焼き付けておきます。この情景。(2010年11月5日07:29撮影)

帰りはヴェッキオ橋を眺めながらグラツィエ橋を渡り、モナリザホテルへと急ぎます。

晩秋の朝日に照らされて、静かに佇むヴェッキオ橋。橋の上部はウッフィツィ美術館(右岸側)とピッティ宮殿(左岸奥)を結ぶ「ヴァザーりの回廊」がある。(2010年11月5日07:45撮影)

目覚めて3時間。しかも2時間近い散策を堪能ということで、もうお腹はペコペコ!

朝食です。生ハム、生ソーセージ、チーズ各種、果物、ジュースとクロワッサン。(2010年11月5日08:23撮影)

ああー、うめえなあもううめえなあもう・・・・・・・

「Buongiorno!」

【本日のつぶやき】二日目の朝食までに、一ページを費やしました。でも、やりました!前回を上回って、二回目の投稿を完了。いつまで続けられるか分かりませんが、頑張ってみます(笑)。

TO BE CONTINUED…

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大南 信也

グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。

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コメント一覧

  • くそう。羨ましすぎる。 (朝日のベッキオ橋とその下の朝ご飯がとくに)

    2010年12月5日 01:18 | 西村佳哲

  • 「写真」も「文章」も「格段」にうまくなりました。 やっぱ、見出写真が一番いい。

    2010年12月5日 11:00 | ニコライ

  • 西村さん、この街を一言で表せば、「クラシック」かと。 だから何度訪れても見飽きることがないんだ。きっと!

    2010年12月5日 11:10 | 大南 信也

  • 雌伏六ヶ月の成果かな…。一皮剥けたか?! でも、あんさんに褒められると、後がコワそう…(笑)。

    2010年12月5日 11:14 | 大南 信也

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