四国行脚記録01
伊座利に行ってきました

神山日記帳2011年1月6日

神山塾生

投稿者:神山塾生

新春あけましておめでとうございます。 神山塾生にしわきあやです。寝正月ならぬ食べ正月な三が日を終えて、「そろそろいっちょ動いてみますか!」と、岩丸おとうさんと徳島県は南の漁村集落”伊座利地区”へ行ってきました。

旗めく漁港。天気は快晴。

世界がもし100人の村だったら という本がありますが、ここ伊座利の人口はまさに100人程度。数字だけ聞くと「過疎」の文字が頭を霞めますが、そのうちの19人が小中学生だと聞くと一気に見方も変わります。それって一体どういうこと?「なにもないけど、なにかある!」町をぶらぶらするなかで気づいたことをレポートします。

お正月飾り、四国は真っすぐ?関東は円形が基本です。地域性が垣間見えておもしろい。

まず向かったのはその日の朝伊座利沖で獲れた魚を地域のおばちゃんたちが調理するという、いざりcafe。ところが残念!お正月休みでした。(調べてから行けという突っ込みはおいといて)休むときは休む。働き方の学び、その1です。

遠方からも多くのお客さんが詰めかけ土日は大混雑だそうです。2階はコンドミニアム。次回は泊まりで!

ならばと散策していたら第一村人発見。もうずっとここで生活しているおばあちゃんです。御年なんと90さいとのこと。漁村留学のこと、いざりcafeのこと、台風のこと、いろんなことをお話してくださいました。

やわらかい陽射しを浴びながら立ちしゃべり。「遠いところからよく来たね」と。

おばあちゃんに別れをつげて伊座利校へ。村で唯一の小中学校です。この学校が廃校の危機になったことから、なんとか存続させようと、はじまったのが伊座利校へ児童生徒の転校を呼びかける漁村留学「おいでよ海の学校へ」。現在全校生徒19名のうち、16名が漁村留学で全国から集まった生徒です。

山の中腹にあるきれいな学校。「こんなにいい学校ほかにはない」と先生。

校庭に行ったらテニス部が練習をしていました。

生徒数が少ないので部活も小中混合なんだとか。

練習がおわった少年が、村を案内してくれるというので後ろをついていくことにしました。

通学路です。健脚な少年についていくのが精一杯な山道。

大阪から漁村留学できて5年目だという10さいの名ガイドさんは、ちょくちょく自然の恵みも案内してくれます。 これは「きつねの小判」。

「なんの実なの?」と聞くと「知らん」と即答。笑いながら進みます。

展望台にも連れていってくれました。見渡す限り海!絶景!

神山育ちの岩丸おとうさんが唸るこの大海原

展望台からみて、右側。断崖絶壁。

展望台からみて、左側。やっぱり断崖絶壁。

あらめという海藻の加工工場でガイドツアー終了。いちばん印象に残った話は「大阪と伊座利どっちがすき?」という質問に「伊座利!」と即答したこと。彼のする案内でも節々に伊座利がだいすきだという気持ちが伝わってきて自然とこちらも笑顔になりました。春の桜がきれいだというのでまた春に会いに行きます。遊んでね。

猫とじゃれる名ガイド。「写真撮ってもいいよ」と猫のポーズ指定までしてくれました。

工場でも少しお話をお聞きしました。お土産にあらめを買ったので、岩丸邸の食卓にはしばらくあらめ創作料理が並びそうです。

あらめ工場にて。名前に注目。いい職場環境ってこういうちいさなところに表れる気がします。

山をくだって再び漁港へ。 浜に打ち上げられていたのは、海藻のほかにこんなものたち。豊かな海だというのが伺えます。

どどーん!サメです。

とげとげ。ハリセンボン?

これ、ウニだそうです。はじめてみた。

空には羽ばたく鳥たち。気持ちよさそう。

にんげんの数より多いのでは?とおもうぐらいいろんな鳥がいました。

滞在は数時間でしたが、住んでいるひとたちが、この土地のことを「すき」だと思い、「て」を添えながら「すてき」に暮らしているのが伝わってきました。「なにもないけど、なにかある!」伊座利。素敵な出会いと、気持ちのよい景色と、そこに溢れている気持ちを胸いっぱい吸い込んでわたしのだいすきな町、神山へと戻ったのでした。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

海を眺めるおとうさん。帰途に「山をみるとほっとするなあ」とひとこと。ここにもすきが溢れていました。

コメント一覧

  • 2月初旬に友廣(@tomohy)さんと、 伊座利へ行こうかと密議中。 カフェの開いている時を狙って…(笑)。

    2011年1月6日 09:39 | 大南 信也

  • あやちゃんのレポには、いつも心が洗われます! 塾生のD.Kこと、K田D作君の言葉を借りれば、 『体内洗浄』…??(笑) 今後のレポにも期待MAXです~(*^^)v

    2011年1月6日 19:34 | kedwin

  • 「黒猫」と「まるみ靴」、いいね! 「梅小鉢」みたいなの、あれがウニだって? ウニには見えません。 「海」も「山」も、ひょっとしたら「都会」も、人間には、 いるのかもしれない。 海の近くって「山」のあたりより、気温は暖かかった?

    2011年1月7日 00:27 | ニコライ

  • 大南さん 2月初旬の伊座利、わたしもどうにか行きたい。 カフェにも行ってみたい! 案内してくれた名ガイド、未来の自然児を 発掘した気分でうれしくなりました。また会えるかな。

    2011年1月11日 17:55 | にしわきあや

  • 祁答院さん 体内洗浄、いいですね。 そんなレポート目指します。 あまりに自然がみせてくるものがきれいすぎて ときどきカメラを向けるのを忘れて見入ってしまいます。

    2011年1月11日 17:56 | にしわきあや

  • ニコライさん 「まるみ靴」いいですよね。ほっこりしました。 >「海」も「山」も、ひょっとしたら「都会」も、人間には、 いるのかもしれない。 うん、それはこの連休奈良にいってもはっきりしました。 すべてはバランスなのかなあと。 この日の伊座利は太陽が夏みたいで暖かかったですよ〜 ところでわたし、神山にからだが順応したのか 神山→市内に降りて「あったかい」 市内→大阪、奈良へ行って「あったかい」と。 東京からやってきた組には「ありえない!寒い」と 不審がられましたが、いい傾向です。きゃは!

    2011年1月11日 17:59 | にしわきあや

  • ぜひ行きませう。 伊座利のフクちゃんに会いたい! 紹介してくだされ…(笑)。

    2011年1月11日 18:38 | 大南 信也

  • イザリには行ってみたいと思ってました、ずっと。 よくわかって楽しめましたよ。 あやさん、ありがとう!  神山は里山の中にあるから、人間が(器が)ちっこい人(だけど素朴だけどね)が多い。  海の近くには、大らかな人が多いと言われますが、こういう大海原を見ていると、納得ですね。

    2011年1月23日 14:18 | sasuke

  • >sasukeさん はじめまして! 12月から神山に滞在させていただいているものです。 記事を褒めていただきありがとうございます。うれしい。 伊座利、とっても温かくていいところだったので 2月頭の週末にまた行くつもりです。 ”素朴”っていいですね。 神山にはあたたかくてやわらかいひとが多くて いつもとてもお世話になっています。

    2011年1月24日 20:22 | にしわきあや

  • あやさん、こんばんは! 神山のことを、そう言って下さると嬉しいです。 どうぞ神山でのステイを楽しんでくださいね。 もしよろしかったら、滞在中に 石垣写真展も見に来てくださいね。  (ご希望があった時だけ、ご招待してます。 無料 完全予約制) 石垣の写真展ではなくて、石垣に写真を展示するプチ写真展です。 素朴の極み?!ですよ(^o^)/ これからも〔日記帳)楽しみにのぞかせて下さいネ。 ありがとお! 

    2011年1月24日 22:08 | sasuke

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