古い家の 瓦 屋根「はがし」

神山日記帳2018年3月5日

ニコライ

投稿者:ニコライ

神山町神領 上角の郵便局の 斜め前に「古民家」がありまして、
「サテライト・オフィス」として使われています。
現在、「ソノリテ」さん(NPOを支援する企業)に、使って頂いています。

今回、ここの屋根の「北側」から、「雨漏り」が始まりまして、
しばらく、ビニールを詰めて、ご辛抱、頂いておりましたが、
2~3日前の「春一番」の突風と「激しい雨」によりまして、
「こりゃ・・あかん・・・我慢できません・・」ということで
屋根半分をはがし、修理することになりました。

もちろん、「大工」さんにお願いするわけですが、
「瓦」をはがすのに「手間(人数)」がいるのであります。
下の写真は、隣人の「大工」の八木さん。
毛糸の帽子をかぶったのは、青井夫の大工さん、「東尾」さん。


昔の瓦ですから、「赤土」を下地にして、「釘(くぎ)」も 打たずに止めてあるわけ。
止めるものがないので長い年月で、ずれてゆきます・・・
で、雨漏り・・。

下の写真はサトーさんところから、「ボランティア派遣」してくれた「オッティ」くん。
さすが「マスク」持参しておりました。


 

この家は、グリーンバレーが「家主さん」から借りて、それを「家主さん」の了解のもとに
ソノリテさんに「転貸」しているわけありますが、
グリーンバレーも立場が弱く、家主さんに、「修理費だしてちょうだい!」と
言い出せない状況でありまして、
修理費は結局、グリーンバレー負担になるのであります。

 

ということで、「技術」はないけど、経費を抑えるために、「手間(人間)」は出そう
ということで、(笑)
我々が駆り出されるのであります。
地上で、瓦を受け取るのは、
神山アーティスト・イン・レジデンス 会長  「杉本哲男」様であります。

私も、普段、口(くち)だけの男でありますが、
屋根に上って、赤土にまみれながら、写真を撮り、手伝っております。。
おいらの人生、 地味な仕事 ばかり・・・
こんな「役回り」に生まれついているのかい?(笑)

「半端でない量の 瓦と赤土」
赤土の下には、「杉皮(すぎかわ)」が控えております。

かなり朽ちております。
「杉皮」の下は、これでっせ!

細い「竹」のみ

「竹」を割ったものが敷いてあるだけ。
杉皮のしたは、「奈落の底」「コンクリートの土間」
(ブルーシートで隠してあるだけ)


よくまぁ、こんなところまで登ります。

 屋根の端にある、いわゆる「桁(けた)」という太い材木も、
あるような、ないような
こんな状況
竹と杉皮だけに乗って、八木さん、よくこんな所で、下向いておられますわ。

ちなみに「黒い」パイプみたいなものは、「西森組」の規ちゃんから
貸してもらったもの。瓦を落とすシューターとして使いました。
サトーさん、人脈が生きております。

 

(気が付いたことですが、)
あんな細い竹で、あれだけ年月が経っていても、
簡単には折れなかった。
いぶしてあるみたいだった。
(昔は家の中で火を焚いていたから、結果的にそうなったのかもしれないけど)
そうだとしても、
昔の人は、良く考えてます。


途中で、製材所へ、垂木や野地板を追加で買いに行ったり し、
夕方 5時半くらいには、野地板まで貼れました。


八木さんからも、よく一日で、ここまで 出来たものだ・・と言ってくれました。
あとは「ルーフィング」して、瓦屋さんに、棟(むね)の瓦の野じまいをしてもらって
「もや」でも入れて、材木を少し補強して、ガルバーでも貼るのかな・・
と思いながら、帰路に着きました。


次の日は、「養生はがし」と「ゴミ掃除」
哲ちゃん、武一さん、私と3人で、午前中かかりました。
これも浮世のしがらみで しようがねえか
なんでも、​簡単に見えても、やってみたら、大変です。

ニコライ

ニコライ

趣味: 真夏の寒中水泳(意味不明) 好きな言葉: プリテンド(pretend) 信条: 「神山」の進化と向上に貢献する。

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コメント一覧

  • 臨場感たっぷり、読んでてヒヤッとなります。 みんな怪我しなくて何よりでした。ありがとうございました!

    2018年3月5日 10:21 | Ikkun

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