
チンドン屋、寄井座に現る
アート2008年7月11日
鉦に太鼓にドラムに、ペット。アコーディオンも加わって、チンドン!チンドン!
先週土曜日、(歳を忘れた)にわか漁師たちが鮎喰川でジンゾク狩りに興じていた丁度その頃...
寄井町は「チンドン屋」の登場に沸き返っておりました。「下分七夕飾り」での公演を前に、現れたのは「花吹雪一座」。大阪は城東区からのご来町ーーーー!
うだるような暑さを倍加させるド派手な衣装。目指すは劇場寄井座。
なんでも、流しが予定されている寄井町を下見に来た時、昔の劇場が残されているという話を耳に挟んだ座長さん。職業柄「ビビッ」ときたそうで、「是非、舞台で奉納を!」ということになりました。
「こんな貴重な物を大事に残しておられる町の人に、敬意を表して」
屋根のトタン板が暑さでパチパチ音を立てる中、急きょ集まった近所の皆さん二十数名を前に大熱演。
ところで、日本と言えば「富士山」、徳島と言えば「阿波踊り」だよねぇ。では、「寄井座」と聞いてこの人が居なければ、クリープ抜きのコーヒー・・・(笑)。
「みなと屋の幸ちゃん」登場!(いつの間にか着飾って・・・(笑))
やっぱり人間の持っとる「花」ちゅうやつやねぇ。集まった観客からやんやの喝采を受けてました。
最近、悲しいこと続きだった「幸ちゃん」。でも「幸ちゃん」に涙は似合わない。こうしていつまでも皆を楽しませてくださいねぇ。
ただし、お酒は少々控えめで・・・(笑)
決して長い時間ではありませんでしたが、寄井町にスーッと爽やかな風が抜けていきました・・・。
「花吹雪一座」の皆さん、楽しい時間をありがとうございました。

大南 信也
グリーンバレー理事長。日々「せかいのかみやま」づくりに精励してます。人を強制せず、人に強制されずの自由人。職業?「社会起業家のたまご」としときます。最近の関心事は(西村さんの向こうを張って)「みんなの仕事をつくること」。そして、クリエイティブに過疎化を進める「創造的過疎」。
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