洗濯物を干すと乾くより先に凍ってしまう今日この頃、
皆さま、いかがお過ごしですか？

なんて「書き出し」でこのブログ記事を準備していましたが、
この週末はめちゃくちゃ暖かかったですね(笑)
蝶々も飛んでいました。

こんにちは（こんばんは）、
神山塾4期生、兵庫から参加の田中です。

とはいえ、やっぱり寒い、冬の神山！

先日(けっこう前ですが)は、シーズン二度目の積雪。

宿舎の仲間たちと雪かきにいそしんでいたら、
地域の方から鍋いっぱいの猪のホルモンを頂きました。
(以下当分写真がありません、すみません。)

さてしかし、食べ方がわからない・・・。

そんな時は我らが４期生の料理番長、
ニコライさんから森づくりの昼食番も任された、
リョーちゃんこと下分在住の國本くんに電話です。

「分かった、行くよ。」

さすが番長。
未知の食材にもさらりと二つ返事で、
上分まで颯爽とやって来てくれます。

唯一撮っていた写真、調理中の番長です。

鍋にてんこ盛りの赤黒い塊を、
次々に炒め物や天ぷらに変身させてくれます。

殺風景だった食卓が一気に華やかに、賑やかに。

そして、

いただきます！

とみんな威勢よく言ったものの、
はじめはおっかなびっくり、
おそるおそる箸でつまんで口に運びます・・・

ところが、
意外や意外（←なにせ調理前のてんこ盛りの見た目がすごかったものですから）、これがとっても美味なんです。
臭みもほとんどありません。

なかでもみんなの箸が一番殺到したのが心臓の天ぷら。
衣にほどよく染みる番長特製のスパイシーなタレと、
香ばしくて歯ごたえのある心臓のお肉がたまりませんでした。

猪の心臓未体験の皆さま、「まじで心臓は、あり。」です。
機会があればぜひお試しくださいませ。
（レシピは番長まで！）

貴重な食材をお裾分けして下さった地域の方、
そしてリョーちゃん、ありがとうございました。
お陰で栄養満点の楽しい夕餉となりました。

閑話休題。

前置きが長くなりましたが、
さて、ここからが本題です(笑)

本日は、神山塾の活動として実施した「神山塾レター」と 「神山塾BOX」についてご報告させていただきます。

4期生の私たちが神山にやって来てはや2ヶ月半。

ハムさんこと吉沢さんが以前ここに書いてくれましたが、
最初の一ヶ月はスキーランドホテルで共同生活をし、
昨年末からいくつかのグループに分かれて、
町内各地のお宅や宿舎にホームステイしています。

そこで、少し遅くなってしまったのですが、
ホームステイ先の地域にお住まいの方々へのご挨拶として、
自己紹介をしたためた「神山塾レター」を作り、
1月18日(金)と22日(月)に近隣のお宅にお配りしました。

(モノクロ印刷では少々さみしいので柿のイラストに色を塗っています・笑）

(お留守の方も多かったのですが出来るだけ手渡しさせていただきました！）

また、お配りした「神山塾レター」には、
町民の方のご要望や想いを知りたいという私たち塾生の願いを込めたアンケートを添付させていただいているので、
ご記入後にアンケート用紙を投函していただくための「神山塾BOX」を作りました。

神領・寄井・今井・川又の各郵便局の窓口と、 農村環境改善センターに設置しています。

(竹は杉本kair会長のご協力のもと竹林の恵みを頂きました）
(ヨーリーこと４期生の村吉さんが筆を執っています）

(「神山塾レター」も一緒に置いているのでぜひご覧ください）

「神山塾BOX」には、アンケートへのご回答以外にも、
塾生への助言やご指摘、力仕事等のお手伝い依頼など、
チラシの裏からスダチの皮まで、
どんなものに書いていただいても結構ですので、
ぜひご意見・ご要望をお寄せください。

今後の活動の参考にさせていただきますので、
どうぞよろしく願いします！

毎日すこしずつ日が長くなり、
はるか遠くにあった春がだんだんと近づいてきているのを感じます。

神山の春は桃源郷のようだと聞いていますが、
いったいどんな光景が広がるのでしょうか？

まだ見ぬ神山の春を心待ちにしながら、
ゆるやかな季節の移ろいと共に慌てず焦らず、
４期生それぞれの小さな蕾を着実に膨らませていきたいと思います。

お世話になっている地域の皆さま、
引き続きどうぞよろしくお願いします！