10/17の鮎喰川すまい塾は、東大・大月敏雄さんと学ぶ「集まって暮らす、ということ」

なんでも2017年10月4日

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投稿者:西村 佳哲

第一期の「入居者募集のご案内」ページが公開されて、約2週間。募集受付は16日からですが、その翌10/17(火)に、第7回目の「鮎喰川すまい塾」を開催します。

今回のゲストは、東京大学で教える大月敏雄さん。建築計画学者で、中でも集合住宅などの見識が豊かなひと。たとえばこんな著書を書かれています。

「コミュニティは大事」と、みな普通に思う。同時に「プライバシーは大事」とも。相反する二つの〝あたり前〟があって、「どっちも大事ですよね」と尻切れトンボに話が終わってしまうことが多い。
でも、もう少しちゃんと考えてみたい。
人生のどういうときに、とくにコミュニティが大事になるんだろう。私たちが何気なく尊重するプライバシーって、それで何かいいことが生まれているんだろうか。

生まれも育ちも経験も、仕事や価値観もちがう家族や人間同士が、場所や時間をともにして住み合うことの良さや難しさ、これまでの試み・可能性を、できれば豊富な事例を交えて、もっと学びたい!と探してゆくなかで大月敏雄さんの存在を知りました。

学者さんであれ建築家であれ「その道のひと」は、大袈裟な言い方をすれば宇宙飛行士や探険家のような存在で、私たち以上に尋常でない時間を「そのこと」にかけて、普通の人は知らない世界の隅々を訪ね歩いている。好奇心と行動力で。
その人たちの探訪や探求を、ほんの一部分でも聞かせてもらえるのは、凄く面白いことなんじゃないかな。勉強会のようで実はエンターテイメントだと思います。町の人も、よその人も、どうぞお越しください。

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 神山町 鮎喰川すまい塾 #7 「集まって暮らす、ということ」
 ゲスト:大月敏雄さん(東京大学大学院 工学系研究科 建築学専攻教授) 
 聞き手:西村佳哲(神山つなぐ公社)

 2017年10月17日(火)
  午前の部 10:00~12:00
  夜の部  19:00~21:00
 *午前も夜も、基本的な内容は同じです
 *申込不要・参加無料
 *子ども連れのご家族も参加しやすいように、畳敷きの大広間(2階)で開催します
  少々賑やかにしてもらっても大丈夫。気兼ねなくお越しください

 会場: 神山町農村環境改善センター 2階和室(徳島県名西郡神山町神領中津132)
 主催: 神山町、神山つなぐ公社

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西村 佳哲

にしむら よしあき/1964年 東京生まれ。リビングワールド代表。働き方研究家。武蔵野美術大学卒。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。元神山つなぐ公社 理事(2016〜21)。著書に『自分の仕事をつくる』(晶文社/ちくま文庫)、『ひとの居場所をつくる』(ちくま文庫)など。

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