石積み学校と、ちょこっと大地の再生
手入れ2019年12月2日
11/30-12/1の2日間、上分江田の石積み学校が無事に終わりました。ご覧の通り、作業前の写真と比べると風景が一新しています。
江田での開催は5回目。高松、淡路、岡山、神山から4名の方が参加してくださり、講師は司建工の真淵清善さんと、石積み学校の金子くんでした。
春に引き続き、現場は集落入り口にある農地。昔は田んぼでしたが、今は耕作されなくなり、桜や紅葉、栗の木が植っています。
集落の方が道すがら声をかけてくれたり、差し入れを持ってきてくれたりしました。
石積みの高さが上がるにつれて、水糸の高さも上げていきます。糸の結び方、張り方にも、熟練の職人さんならではのコツがあります。
今回は参加者のおひとりが、岡山で「大地の再生」という活動に関わっている方でした。水の流れに着目して、環境再生を行っているそうで、水路の作り方のアドバイスをいただきました。石積みを修復したところも、水はけの悪さに困っていたところだったので、さっそく実践です。
水が流れないと、土中の空気の流れも悪くなるという感じ方は、僕もよくわかります。江田では崩れた石積みの下がぬかるんでいることが多く、地面の下はよくヘドロ状態で臭くなっているからです。
きれいな水が流れるようになりました。水が流れるだけ、土の中に空気が入る隙間が生まれるそうです。水路をちょこちょこ掘りつつ、しばらく様子を観察してみます。
次回の神山での石積み学校は、2/10-2/11の平日開催で計画中です!
Ikkun (伊藤 友宏)
1989年生。奈良市出身→大阪→フィンランド→いま神山。移住交流支援センターの担当してます。 移住支援センターのアカウントにも、昔の記事あります◎ https://www.in-kamiyama.jp/author/immigration
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